特許
J-GLOBAL ID:200903032038449863

磁場計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-086628
公開番号(公開出願番号):特開2002-136494
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 高透磁率を持つシートを用いる磁場計測方法を提供する。【解決手段】 第1の方向の軸を同心状に囲み配置され,中空部をもつ非磁性の複数の筒形部材に,高透磁率をもつ複数のシートの一部分が重複して配置され,最も内側の筒形部材は,第1の方向の一端,他端に,第1,第2の開口41,42をもち,第1の方向の軸に垂直な方向で複数の筒形部材を貫通する第3の開口を有し,最も内側の筒形部材の内側空間で,外来磁場の第1の方向に垂直な方向の成分が遮蔽される磁場遮蔽装置40の内側空間で,生体が搭載装置に搭載されるか,又は,生体が搭載される搭載装置が内側空間に搬入され,複数のSQUID磁束計を低温に保持するクライオスタット50の底面を生体の表面に対向させて配置し,SQUID磁束計により生体から発生する磁場の第1の方向に垂直な方向の成分が検出される。【効果】 高性能な磁場計測ができる。
請求項(抜粋):
高透磁率を有する複数の高透磁率シートの一部分が重複して配置され,第1の方向の軸を同心状に囲み配置され,中空部をもつ非磁性の複数の筒形部材を具備し,最も内側に配置される前記筒形部材は,前記第1の方向の一端に第1の開口部を,前記第1の方向の他端に第2の開口部を有し,前記第1の方向の軸に垂直な方向で複数の前記筒形部材を貫通する第3の開口部を具備し,複数の前記筒形部材が前記第1の方向で,第1の部分と第2の部分との2つに分割され,前記第1の部分は前記第2の部分に対して前記第1の方向に移動して分離可能であり,前記第1の部分の複数の前記筒形部材は,端部に開口する半円状の部分をもつ第1の切欠き部をもち,前記第2の部分の複数の前記筒形部材は,端部に開口する半円状の部分をもつ第2の切欠き部をもち,前記第1の部分の前記第2の部分に対する前記第1の方向での移動により,前記第1の切欠き部と前記第2の切欠き部とにより,前記第1の方向の軸に垂直な方向で複数の前記筒形部材を貫通して前記第3の開口が形成され,最も内側に配置される前記筒形部材の内側の空間で,外来磁場の前記第1の方向に垂直な方向の成分が遮蔽される磁場遮蔽装置の,前記第1の部分を前記第2の部分に対して前記第1の方向で移動させて開放部を形成する工程と,生体が搭載された生体搭載装置が,前記第1の方向の軸に沿って前記開放部を通して前記内側の空間に搬入される工程と,前記第1の部分の前記第2の部分に対する前記第1の方向での移動により前記開放部を閉鎖する工程と,前記開放部の閉鎖により形成された前記第3の開口部に挿入されその底面が前記内側の空間配置される,複数のSQUID磁束計を低温に保持するクライオスタットの底面と,前記生体の表面との位置関係を前記第1の方向に垂直な方向で調整する工程と,複数の前記SQUID磁束計により,前記生体から発生する磁場の前記第1の方向に垂直な方向の成分を検出する工程とを有することを特徴とする磁場計測方法。
IPC (4件):
A61B 5/05 ,  G01R 33/02 ,  G01R 33/02 ZAA ,  G01R 33/035 ZAA
FI (4件):
A61B 5/05 A ,  G01R 33/02 R ,  G01R 33/02 ZAA W ,  G01R 33/035 ZAA
Fターム (8件):
2G017AA04 ,  2G017AB01 ,  2G017AC01 ,  2G017AD32 ,  4C027AA10 ,  4C027CC00 ,  4C027KK00 ,  4C027KK01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 磁気シールドルーム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-241329   出願人:株式会社日立製作所

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