特許
J-GLOBAL ID:200903032040569795

カメラのズーム機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-103341
公開番号(公開出願番号):特開平7-287158
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 カメラのズーム動作に於ける焦点位置のずれを極力防止するべく、ズーム機構を簡素化しかつ低廉化する。【構成】 ケーシング1内に、前側レンズ体3を有する前側摺動体2と後側レンズ体5を有する後側摺動体4とを互いに同軸的に移動可能に設ける。傾動自在なレバー6に設けたカム溝7・8内に、各摺動体4・2の各ピン4a・2aを受容し、レバー6の傾動に合わせて各摺動体を各カム溝の形状による軌跡にて移動させる。中間部を拡幅したカム溝7に受容されたピン4aを、ズームの中間位置で付勢方向が切替わる一対の板ばね10a・10bにより挟持し、中間位置で付勢力を無くすように両板ばね10a・10b間にストッパ11を設ける。【効果】 簡単な構造で焦点位置のずれを極力防止した各レンズ体の移動を行わせることができ、ズーム機構を低廉化し得る。
請求項(抜粋):
ケーシング内に互いに同軸的にかつ軸線方向にそれぞれ往復動自在に設けられた前側レンズ体及び後側レンズ体と、前記両レンズ体の光軸に沿う平面上でズーム操作に伴って傾動運動し得るように当該ケーシングに一端部を枢支された傾動部材と、前記傾動部材の傾動運動に伴って前記各レンズ体をそれぞれ所望の軌跡にて変位させるべく前記傾動部材と前記各レンズ体との間に設けられた連動手段とを有し、前記連動手段が2つのカム溝と当該各カム溝にそれぞれ係合する2つのピンとからなり、前記両カム溝の少なくともいずれか一方がその長手方向についての中間部を両端部よりも拡幅されていると共に、前記拡幅されたカム溝にガイドされる前記ピンを前記拡幅されたカム溝の拡幅部の両側面に対して選択的に弾発付勢しかつ前記傾動部材の傾動全範囲の中間位置の前後にて当該両側面の一方から他方に付勢方向を切替えるようにされた弾発付勢手段が設けられていることを特徴とするカメラのズーム機構。
IPC (3件):
G02B 7/10 ,  G02B 7/04 ,  G03B 5/00

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