特許
J-GLOBAL ID:200903032047310932

真空開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-253750
公開番号(公開出願番号):特開平5-094742
出願日: 1991年10月01日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 SF6 ガスなどの絶縁媒体を密封する容器内に真空スイッチ管を有する真空開閉装置の真空良否判定や各種点検試験の作業性を向上し、従来広く普及している20kV耐電圧試験法を適用して真空良否判定が簡便・確実にできる真空開閉装置を得ることを目的とする。【構成】 圧力と絶縁耐力が大気圧空気よりも高いSF6 ガス2を密封する容器1の内部に、開極距離LV =1mmで交流電圧20kV以上の真空絶縁耐力を有する真空スイッチ管3が収納されている。この真空スイッチ管3の内部に、上記のSF6 ガス2が充満したときの極間絶縁耐力は開極距離LG ≧1mmで交流電圧20kV未満になる圧力をSF6 ガス2の最高圧力PS として限定するとともに、開極距離が全開極位置LS から閉極位置まで縮小自在の開極距離調整装置20を操作機構10に備えた真空開閉装置である。また、極微量の真空洩れが起ってもSF6 ガスの分子量よりも小さいガスとSF6 ガスとの混合ガスで構成し、SF6 ガスの分圧を大気圧以下にすれば真空耐用寿命を向上できる。
請求項(抜粋):
気体または液体であって圧力および絶縁耐力が大気圧空気よりも高い絶縁媒体を密封する容器内に、開極距離1mmで交流電圧20kV以上の真空絶縁耐力を有する真空スイッチ管を収納し、この真空スイッチ管内に前記絶縁媒体が充満したとき極間絶縁耐力は開極距離1mm以上で交流電圧20kV未満である圧力を前記絶縁媒体の最高圧力とし、且つ開極距離が全開極位置から閉極位置まで縮小自在の開極距離調整装置を操作機構に備えたことを特徴とする真空開閉装置。

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