特許
J-GLOBAL ID:200903032055154583

多段スナバエネルギー回生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301918
公開番号(公開出願番号):特開平7-163136
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】スナバエネルギーを主回路へ無理なく回生し、スナバ損失を低減するとともに、電源電圧の大幅な変動に対してもほぼ一定にエネルギー回収が作用することを可能とする有効な多段スナバエネルギー回生回路を提供することにある。【構成】各スナバ回路の放電回路を多段直列構成し、回収用コンデンサに一旦、スナバエネルギーを集め、この回収用コンデンサの蓄積電荷をDC/DCコンバータとGTOチョッパを介して、リアクトルに移した上で、GTOチョッパをオフし、リアクトルのエネルギーを主回路へ回生するよう作用する単位回路を複数個設け、リアクトルを直列接続してなる多段スナバエネルギー回生回路である。
請求項(抜粋):
複数個の自己消弧形素子のスナバエネルギーを回生するスナバエネルギー回生回路を具備した変換装置において、第1の自己消弧形素子の陽極に第1のフィードバックダイオードの陰極および第1のスナバコンデンサの一端を接続した接続点を第1の端子とし、前記第1の自己消弧形素子の陰極に前記第1のフィードバックダイオードの陽極と第1のスナバダイオードの陰極を接続した接続点を第2の端子とし、前記第1のスナバコンデンサの他端と前記第1のスナバダイオードの陽極と第1のダイオードの陰極を接続し、第1のダイオードの陽極を第3の端子とした回路を第1の単位回路とし、この第1の単位回路を少なくとも1個以上n個(nは整数)設け、1番目の第1の単位回路の第2端子を2番目の第1の単位回路の第1端子に接続し、1番目の第3の端子に2番目の単位回路の第3端子を接続し、2番目の単位回路の第2の端子を3番目の単位回路の第1の端子に接続し、2番目の単位回路の第3端子に第2のダイオードの陰極を接続し、3番目の単位回路の第3端子に第2のダイオードの陽極を接続し、以下同様にn番目の第1の単位回路を接続した回路を第1のスタックとし、前記1番目の単位回路の第1端子を前記第1のスタックの第1端子とし、前記n番目の単位回路の第2端子を前記第1のスタックの第2端子とし、前記n番目の単位回路の第3端子を前記第1のスタックの第3端子とし、第2の自己消弧形素子の陽極に第2のフィードバックダイオードの陰極と第2のスナバダイオードの陽極に接続した接続点を第4の端子とし、第2の自己消弧形素子の陰極に第2のフィードバックダイオードの陽極と第2のスナバコンデンサの一端を接続した接続点を第5の端子とし、前記第2のスナバダイオードの陰極と前記第2のスナバコンデンサの他端と第3のダイオードの陰極を接続し、第3のダイオードの陰極を第6の端子とした回路を第2の単位回路とし、この第2の単位回路を少なくとも1個以上n個(nは整数)設け、1番目の第2の単位回路の第5端子を2番目の第2の単位回路の第4端子に接続し、1番目の第6の端子に第4のダイオードの陰極を接続し、2番目の第6端子に第4のダイオードの陽極を接続し、2番目の第5端子を3番目の第4端子に接続し、以下同様にn番目の第2の単位回路を接続した回路を第2のスタックとし、1番目の第2の単位回路の第4端子を第2のスタックの第4端子とし、n番目の第2の単位回路の第5端子を第2のスタックの第5端子とし、1番目の第2の単位回路の第6端子を第2のスタックの第6端子とし、第2のスタックの第4端子に第1のアノードリアクトルの一端を接続し、第2のスタックの第6端子に第3のコンデンサの一端および第1の直流ー直流コンバータの正の入力端子の第7端子に接続し、第3のコンデンサの他端に前記第1の直流-直流コンバータの負の入力端子の第8端子および第1のアノードリアクトルの他端を接続し、接続点を第1のモジュールの第1端子とし、前記第1の直流-直流コンバータの正の出力端子の第9端子に第1のゲートターンオフサイリスタからなるチョッパの正極を接続し、負極を第1のリアクトルの一端および第5のダイオードの負極に接続し、第5のダイオードの正極に第5のコンデンサの一端および第2の抵抗の一端を接続し、接続点を前記第1のモジュールの第4端子とし、第5のコンデンサの他端に第6のダイオードの負極および第2の抵抗の他端および第1の抵抗の一端を接続し、第6のダイオードの陽極に第1の抵抗の他端および第1のリアクトルの他端および第1の直流-直流コンバータの負極端子の第10端子を接続し、接続点を第1のスナバエネルギー回生回路の第3端子とし、前記第1、第2、第3、第4、端子を接続端子とした単位回路を第1のモジュールとし、前記第1のスタックの第2端子に第2のアノードリアクトルの一端を接続し、第2のアノードリアクトルの他端を第4のコンデンサの一端および第2の直流-直流コンバータの正の入力端子の第7端子に接続し、接続点を第2のモジュールの第6端子とし、第1のスタックの第3端子に第4のコンデンサの他端と第2の直流ー直流コンバータの負の入力端子の第8端子を接続し、前記第2の直流-直流コンバータの正の出力端子第9端子に第2のゲートターンオフサイリスタチョッパの正極を接続し該第2のチョッパの負極を第2のリアクトルの一端および第6のコンデンサの一端および第4の抵抗の一端に接続し、接続点を第2のモジュールの第8端子とし、第2のリアクトルの他端に第7のダイオードの正極および第2の直流-直流コンバータの負の出力端子の第10端子を接続し第6のコンデンサの他端に第8のダイオードの負極および第4の抵抗の他端および第3の抵抗の一端を接続し、第3の抵抗の他端を第8のダイオードの正極および第7のダイオードの負極に接続し、接続点を第2のモジュールの第7端子とし第1のスタックの第1端子を第2のスナバエネルギー回生回路の第5端子とし前記第5、第6、第7、第8端子を接続端子とした単位回路を第2のモジュールとし、前記第1、第2のモジュールをおのおの少なくとも1個以上m個(mは整数)設け、1番目の第1のモジュールの第1端子と第3端子を接続し直流正極端子を導出し、1番目の第1のモジュールの第2端子を2番目の第1のモジュールの第1端子に接続し、1番目の第1のモジュールの第4端子を2番目の第1のモジュールの第3端子に接続し、以下同様にm番目の第1のモジュールの第1端子、第3端子まで順次接続し、m番目の第1モジュールの第2端子を1番目の第2モジュールの第5端子に接続し、接続点よりAC端子を導出し、m番目の第1モジュールの第4端子を直流負極端子に接続し、1番目の第2モジュールの第7端子をP端子に接続し、1番目の第2モジュールの第6端子を2番目の第2モジュールの第5端子に接続し、1番目の第2モジュールの第8端子を2番目の第2モジュールの第7端子に接続し、以下同様にm番目の第2のモジュールの第5端子、第7端子まで順次接続し、m番目の第2モジュールの第6端子を第8端子と接続し、接続点より前記直流負極端子を導出して構成したことを特徴とする多段スナバエネルギー回生回路。
IPC (3件):
H02M 1/06 ,  H02H 7/12 ,  H02M 3/28

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