特許
J-GLOBAL ID:200903032055221353

短絡故障判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-031387
公開番号(公開出願番号):特開平11-227503
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 ATき電回路においてトロリー線とレールとの短絡故障及びフィーダ線とレールとの短絡故障の何れかが発生した場合に、どちらの短絡故障であるかを判別し得る短絡故障判別装置等を提供する。【解決手段】 変電所から交流電力を供給されるフィーダ線とトロリー線をレールと併走する状態に張架すると共にフィーダ線とトロリー線の間に単巻変圧器を設置し巻線の中点と近傍のレールとを吸上線で接続してなる交流電気鉄道のATき電回路における短絡故障を判別する装置であって、トロリー線とレールとの短絡故障及びフィーダ線とレールとの短絡故障の何れかの発生を感知する短絡故障感知部104bと、単巻変圧器に誘起する電圧と吸上線を流れる吸上電流との位相差を測定し、短絡故障時の位相差によって感知した短絡故障がどちらの短絡故障であるかを判別する電圧測定部108a、電流測定部107a、短絡故障判別部109aとを備える。
請求項(抜粋):
変電所から交流電力を供給されるフィーダ線とトロリー線を、レールと併走する状態に張架すると共に、フィーダ線とトロリー線の間に単巻変圧器を設置し、単巻変圧器の巻線の中点又は所定の電圧点と、単巻変圧器近傍のレールとを吸上線で接続してなる交流電気鉄道の単巻変圧器き電回路における短絡故障を判別する装置であって、トロリー線とレールとの短絡故障、及び、フィーダ線とレールとの短絡故障の何れかの発生を感知する感知手段と、前記単巻変圧器に誘起する電圧と前記吸上線を流れる吸上電流との位相差を測定する測定手段と、前記感知手段が感知した時点において、前記測定手段が測定した短絡故障時の位相差によって、前記感知手段が感知した短絡故障が、トロリー線とレールとの短絡故障であるかフィーダ線とレールとの短絡故障であるかを判別する判別手段とを備えることを特徴とする短絡故障判別装置。
IPC (3件):
B60M 3/00 ,  G01R 31/02 ,  G01R 31/08
FI (3件):
B60M 3/00 A ,  G01R 31/02 ,  G01R 31/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭50-012567

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