特許
J-GLOBAL ID:200903032058396421

引込み式ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-235072
公開番号(公開出願番号):特開平11-278286
出願日: 1998年08月21日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】前面衝突時に中間シャフトとダッシュパネルとの干渉を利用して、ステアリングホイールの引き込み量を大きく取れるようにした引込み式ステアリング装置を提供する。【解決手段】左右のサイドメンバ1の下面側に、前後方向に延びかつ曲げ変形許容部5a,5bを有する一対のサブフレーム5を取り付け、サブフレーム5の間を車幅方向に延びるクロスメンバ6で連結するとともに、このクロスメンバ6にステアリングギヤ10を取り付ける。ステアリングギヤ10にピニオンシャフト12、中間シャフト14を介してステアリングホイール17を有するステアリングシャフト16を揺動可能に連結し、中間シャフト14をダッシュパネル25の開口穴25aに挿通する。前面衝突時にサブフレーム5を曲げ変形させ、ステアリングギヤ10を後方または下方へ変位させる。ステアリングギヤ10の変位に伴い、中間シャフト14を開口穴25aの下縁に干渉させ、この干渉部を支点として中間シャフト14を揺動させることで、ステアリングシャフト16を前方へ引き込む。
請求項(抜粋):
左右のサイドメンバの下面側に前後方向に延びる一対のサブフレームを取り付け、上記サブフレームの間を車幅方向に延びるクロスメンバで連結するとともに、このクロスメンバまたは上記いずれかのサブフレームにステアリングギヤを取り付け、前面衝突時にサブフレームを曲げ変形もしくは後方へ変位させ、ステアリングギヤを後方または下方へ変位させるように構成した自動車において、上記ステアリングギヤにピニオンシャフト、中間シャフトを介してステアリングホイールを有するステアリングシャフトを連結し、上記中間シャフトをダッシュパネルの開口穴に挿通し、上記ステアリングギヤの後方または下方への変位に伴い、中間シャフトをダッシュパネルの開口穴の下縁に干渉させ、この干渉部を支点として中間シャフトを揺動させることで、ステアリングシャフトを前方へ引き込むように構成した引込み式ステアリング装置。
IPC (3件):
B62D 1/19 ,  B62D 21/00 ,  B62D 25/20
FI (3件):
B62D 1/19 ,  B62D 21/00 A ,  B62D 25/20 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭49-020650
  • 特開昭57-182568

前のページに戻る