特許
J-GLOBAL ID:200903032061799103

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262780
公開番号(公開出願番号):特開平9-103647
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】排気に2次空気を導入させる場合の最適化制御を達成すること。【解決手段】冷機状態か否かを判断し(S9)、YES であれば、運転状態に基づき2次空気の導入が必要か否かを判断する(S10) 。例えば、高負荷・高回転域であれば本フローを終了し、低負荷・低回転域であれば、S11へ進み、触媒8の劣化度合いLに基づき燃料増量Fを求める(S11,S12)。S13 では、所定の排気空燃比が得られるように、2次空気量Pを排気に導入させる。Tefc>CTefc となったら触媒8が活性を始める条件であるとして(S15) 、燃料増量Fを導入させる(S16) 。なお、Lが0( 劣化なし) の場合には、燃料増量Fは0に設定される。そして、Teac>CTeac となるまで、2次空気量Pの導入、燃料増量Fの増量を行なう。これにより、2次空気導入によるエミッションの抑制と、排気浄化触媒の早期活性化と、燃費の低減と、2次空気導入手段の耐久性向上や騒音低減と、を、比較的簡単な構成により、共に高いレベルで達成させることができる。
請求項(抜粋):
機関排気を浄化するための排気浄化触媒の排気上流側に、2次空気を導入させて、当該排気浄化触媒に流入する排気の空燃比を制御するようにした内燃機関の排気浄化装置において、機関運転状態を検出する運転状態検出手段と、機関運転状態に応じて機関への燃料供給量を設定する燃料供給量設定手段と、前記排気浄化触媒の劣化度合いを検出する触媒劣化度合い検出手段と、前記排気浄化触媒の劣化度合いに応じて、前記燃料供給量設定手段により設定された燃料供給量を増量補正するための燃料増量値を設定する燃料増量値設定手段と、前記燃料供給量設定手段により設定された燃料供給量と前記燃料増量値とに基づいて、排気浄化触媒に流入する排気の空燃比が所定空燃比となるように、前記2次空気の導入量を設定する2次空気導入量設定手段と、前記設定された2次空気導入量が得られるように、2次空気導入手段を駆動制御する2次空気導入制御手段と、前記設定された燃料供給量或いは前記燃料増量値により増量補正された燃料供給量が得られるように、燃料供給手段を駆動制御する燃料供給制御手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (13件):
B01D 53/87 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/22 ZAB ,  F01N 3/22 301 ,  F01N 3/22 ,  F01N 3/22 311 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 43/00 ZAB ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
FI (13件):
B01D 53/36 ZAB B ,  F01N 3/20 R ,  F01N 3/20 ZAB E ,  F01N 3/22 ZAB ,  F01N 3/22 301 G ,  F01N 3/22 301 B ,  F01N 3/22 311 L ,  F02D 41/02 330 A ,  F02D 41/14 310 F ,  F02D 43/00 ZAB ,  F02D 43/00 301 T ,  F02D 43/00 301 H ,  B01D 53/36 ZAB K
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る