特許
J-GLOBAL ID:200903032064058775

複合磁性部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-138558
公開番号(公開出願番号):特開平8-003643
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 強磁性および非磁性を同時に合わせ持つ複合磁性部材を容易よ得ることのできる製法を提供する。【構成】 本発明は、重量でCが0.6%以下、Crが12〜19%、Niが6〜12%、Mnが2%以下、Moが2%以下、Nbが1%以下、さらに残部がFeおよび不可避不純物によって構成され、平山の等量、ニッケル等量およびクロム等量が所定の範囲内に有する組成の材料の歪み付加を行う加工工程を多段階にするとともに、各加工工程の材料温度を100°C以内に制御することにより、磁束密度B4000が0.3T以上の強磁性部を付し、前記強磁性化部の一部を10秒以内で加熱溶体化させ、結晶粒径を30μm 以下とする複合磁性部材の製造方法である。
請求項(抜粋):
重量でCが0.6%以下、Crが12〜19%、Niが6〜12%、Mnが2%以下、Moが2%以下、Nbが1%以下、さらに残部がFeおよび不可避不純物によって構成され、平山の等量Heq=〔Ni%〕+1.05〔Mn%〕+0.65〔Cr%〕+0.35〔Si%〕+12.6〔C%〕が20〜23%で、かつニッケル等量Nieq=〔Ni%〕+30〔C%〕+0.5〔Mn%〕が9〜12%であって、かつクロム等量 Creq=〔Cr%〕+〔Mo%〕+1.5〔Si%〕+0.5〔Nb%〕が16〜19%である組成の材料の歪み付加を行う加工工程を多段階にするとともに、各加工工程の材料温度を100°C以内に制御することにより、磁束密度B4000(H=4000A/m における磁束密度)が0.3T以上の強磁性部を付し、前記強磁性化部の一部を10秒以内で加熱溶体化させ、結晶粒径を30μm 以下とすることを特徴とする複合磁性部材の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/48
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-161146
  • 特開平2-057668
  • 特公昭63-064517
全件表示

前のページに戻る