特許
J-GLOBAL ID:200903032064861667

並列画像生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199391
公開番号(公開出願番号):特開平6-044382
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 並列処理のオーバヘッドをなくし、並列要素数に比例してその画像生成能力が向上し、且つ並列要素数を無制限に増加させることが可能な並列画像生成装置を提供することを目的とする。【構成】 1つの画像中に表示されるべき形状のデータを分割して保持するN個の形状データ保持手段11と、画素単位に属性と視点からの奥行きを出力するN個の画像生成手段12と、N個の画像合成手段14を列状に接続し、列の最後段に画像表示手段16を接続した画像合成路13とで構成され、個々の画像合成手段はそれが接続されている画像生成手段と前段の画像合成手段とから入力された画素の奥行きを比較し、より視点に近い画素を選択し、後段の画像合成手段に入力することで、個々に生成された画像を合成する。
請求項(抜粋):
N(N≧1)個の形状データ保持手段と、前記形状データ保持手段のそれぞれに1対1に接続されたN個の画像生成手段と、最前段に初期画像生成手段、最後段に画像表示手段、その中間に前段の出力が後段の入力になるようなN個の画像合成手段が列状に接続され、さらに前記画像合成手段のそれぞれが前記画像生成手段のそれぞれと1対1に接続された画像合成路とを具備し、前記形状データ保持手段は、それぞれが1つの画像中に存在する3次元形状のデータを分割して保持し、前記画像生成手段はこれに接続されている前記形状データ保持手段が保持している3次元形状データに従って画素ごとの属性と奥行きからなる画素データを生成及び出力し、前記初期画像生成手段は最前段の前記画像合成手段に奥行きの最も大きい画素データを与え、前記画像合成手段は前記画像生成手段から入力される画素データと前記画像合成路内の前段から入力される画素データとの奥行きを比較し、奥行きの小さいものを選択して前記画像合成路内の後段へ出力し、前記画像表示手段は最後段の前記画像合成手段の出力する画素データから画像を表示することを特徴とする並列画像生成装置。

前のページに戻る