特許
J-GLOBAL ID:200903032067462330
時分割の無線データ伝送装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143096
公開番号(公開出願番号):特開平8-008912
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 監視制御用の時分割無線データ伝送システムに関し、監視制御部を持つ親機が自分及び中継器のサービスエリア内の各子機との通信用の無線周波数の割当が簡単な時分割無線データ伝送装置と各子機の異常時に其の詳細データの親機への効率的な収集方法と各子機の受信部が親機の送信を待機中の電源消費を減少させる方法を目的とする。【構成】 親機10が自分と各中継器21,22 に与え各エリア内の子機C1〜Cnと通信する無線周波数を単一の無線周波数F1とし、其の無線周波数F1の信号を時分割し親機が中継器を介し各エリア内の子機へ送出するデータ要求信号の送信タイミングと各子機が親機,中継機に対し状態データを送信するタイミングとを予め定める際に, 親機が中継器と各子機に対し送出するデータ要求信号d の周期を1フレームとして子機数nに時分割し、各子機には親機又は中継器からデータ要求信号d を受信した時,一定時刻に起動し一定時間だけデータ送信の制御信号を発生するタイマー(1) を設けるように構成する。
請求項(抜粋):
一台の親機(10)が自分及び複数の中継機(21,22) の各サービスエリア内に散在する複数の子機(C1〜Cn)に対し状態データを送るようにデータ要求信号(d) を出し,其の子機がそれぞれ予め定められた時間に順次,自分の状態データを親機へ送出する時分割の無線データ伝送装置において、該親機(10)と各中継器(21,22) に与えて各サービスエリア内の子機(C1〜Cn)と通信させる無線周波数を単一の無線周波数(F1)とし、其の単一の無線周波数(F1)の信号を時分割して、該親機(10)と各中継器(21,22) が各エリア内の子機(C1 〜Cn) へ送出するデータ要求信号(d) の送信タイミングと各エリア内の子機が親機(10)と各中継器(21,22) に対し各自の状態データを送出する送信タイミングとを定める場合に, 該親機(10)が各中継器(21,22) と各子機(C1〜Cn)に対して一斉に送出するデータ要求信号(d)の送信周期を1フレーム時間として子機の数n に分割し、各子機(C1〜Cn)には、親機(10)又は中継器(21,22)からのデータ要求信号d を受信した時に,一定時刻に起動し一定時間だけ制御信号(c) を出力するタイマー(1)を設け、各子機(C1〜Cn)が各自のタイマー(1) の出力の制御信号(c) により、親機(10)と各中継器(21,22)に対して各自の状態データを送出することを特徴とする時分割の無線データ伝送装置。
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