特許
J-GLOBAL ID:200903032082482339

汚染放射能検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-324343
公開番号(公開出願番号):特開平5-157846
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 建屋解体前に効率良く汚染放射性コンクリートを弁別できる汚染放射能検出装置を提供する。【構成】 原子力発電施設の建屋コンクリートと同一の原料により定型コンクリート試料2を製作し、これを線源としてバックグランド校正容器1でGe半導体検出器、NaI(T1)シンチレーション検出器等により、このコンクリートに含まれる天然放射性核種から放出されるγ線スペクトルデータ或いはグロスγ計数率を測定する。ここで得られたγ線スペクトルデータ或いはグロスγ計数率データを用い、現場での測定距離、測定対象面積等の測定条件に基づき、現場でのバックグランドとなるコンクリート中の天然放射性核種からの計数率を計算評価する。この現場推定バックグランド計数率と現場での建屋コンクリートの放射線測定データとを比較評価することにより、有為差が有るか否かで放射能による汚染の有無を効率的に評価する。
請求項(抜粋):
原子力発電施設の建屋コンクリートと同一原料によりコンクリートを製作し、これを線源としてバックグランド校正容器で放射線検出器により、このコンクリートから放出される天然放射線を測定し、得られたγ線スペクトルデータを用い、現場測定条件での建屋コンクリート材料からのバックグランド計数率を測定距離、測定面積、コンクリート厚さ、検出器が見込む立体角を基に計算評価し、この現場推定バックグランド計数率と現場での建屋コンリートの放射線測定データとを比較評価することにより、有為差が有るか否かで放射能汚染の有無を評価することを特徴とする汚染放射能検出装置。
IPC (2件):
G01T 1/167 ,  G21F 9/00

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