特許
J-GLOBAL ID:200903032089491180

N個の出力を有する差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 進 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505409
公開番号(公開出願番号):特表平9-500709
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】複数出力差動装置は、4つ又はそれより多い差動出力軸(123,124,112及び106)を有する。駆動力は、入力支持体(102)によって入力され、第1リング歯車(109b)及び第1太陽歯車(105)を介して、第1出力軸(106)に伝達される。第1リング歯車(109b)の駆動力は、第2支持体(108)に伝達され、第2リング歯車(113)、ベベルギア型の差動ハウジング(114a,114b)及び第2太陽歯車(111)を介して、第2出力軸(112)に伝達される。差動ハウジング(114a,114b)は、スパイダ(119a,119b)を介して、両側のベベルギア(121,122)を駆動する。ベベルギア(121,122)の一方(121)は第3出力軸(124)に結合され、ベベルギア(121,122)の他方(122)は第4出力軸(123)に結合されている。
請求項(抜粋):
回転駆動入力を受ける入力部と、各々が前記回転駆動入力に応じて回転駆動出力を生成する4つの出力部とを有する型式の差動装置であって、 前記回転駆動入力を受ける第1遊星支持体と、 該第1遊星支持体に結合され、各々が1つの回転平面内で回転できる複数の第1遊星歯車と、 該第1遊星歯車と噛み合い、該第1遊星歯車の回転平面と平行な回転平面内で回転できる第1太陽歯車と、 該第1太陽歯車に結合され、該第1太陽歯車の回転平面と直交する軸線の回りに回転でき、前記回転駆動出力のうちの第1のものを生成する第1出力軸と、 前記第1遊星歯車と噛み合い、該第1太陽歯車と共通の軸線の回りに回転するように配置された第1リング歯車と、 該第1リング歯車に固定結合された第2支持体と、 該第2支持体に結合され、各々が前記第1遊星歯車の回転平面と平行な回転平面内で回転できる複数の第2遊星歯車と、 該複数の第2遊星歯車と噛み合い、該第2遊星歯車の回転平面と平行な回転平面内で回転できる第2太陽歯車と、 該第2太陽歯車に結合され、該第2太陽歯車の回転平面と直交する軸の回りに回転でき、前記回転駆動出力のうちの第2のものを生成する第2出力軸と、 前記第2遊星歯車と噛み合い、該第2太陽歯車と共通の軸線の回りに回転するように配置された第2リング歯車と、 前記第1出力軸と同心状で、前記第1出力軸の軸線と直交する回転平面内で回転するように配置された第1太陽ベベル歯車と、 該第1太陽ベベル歯車に結合され、前記第1出力軸と同軸状で前記回転駆動出力のうちの第3のものを生成する第3出力軸と、 前記第1出力軸と同心状で、前記第1太陽ベベル歯車の回転平面と平行な回転平面内で回転するように配置された第2太陽ベベル歯車と、 該第2太陽ベベル歯車に結合され、前記第1出力軸と同軸状で前記回転駆動出力のうちの第4のものを生成する第4出力軸と、 前記第1及び第2太陽ベベル歯車と噛み合い、前記第1及び第2太陽ベベル歯車の回転平面と直交する回転平面内で回転するように配置された遊星ベベル歯車と、 前記第2リング歯車に対し一緒に回転するように取り付けられ、前記遊星ベベル歯車に結合され、前記第2リング歯車の回転に応じて前記第1出力軸の回転軸線の回りに角度方向に変位可能な支持手段とを備えたことを特徴とする差動装置。
IPC (2件):
F16H 48/08 ,  F16H 48/10
FI (2件):
F16H 1/40 ,  F16H 1/42
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭46-006934
  • 特許第257837号

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