特許
J-GLOBAL ID:200903032096644250

食肉製品を殺菌消毒して無菌包装する自動機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-121899
公開番号(公開出願番号):特開平8-308478
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 ハム、肩肉等の肉片のような食肉製品を殺菌消毒して無菌包装するための自動機械を改良する。【構成】 自動機械は連続的なサイクルで作動し、肉片(2)の表面を殺菌消毒するための第1ステーション(1)を有する。低温殺菌の段階が終わった時肉片(2)が包装から取出される段階の後に肉片(2)は裸の状態で第1ステーションの内部へ送られる。肉片を殺菌消毒室(6)から取出すための装置(11,16,15)が設けられる。肉片は熱衝撃殺菌消毒の間は殺菌消毒室の内部に止まる。前記装置(11,16,15)は殺菌消毒済み肉片(2)を殺菌消毒室(6)から直接、包装(5)の内部へ移すように移動させられる。
請求項(抜粋):
ハム、肩肉片等のような食肉製品の殺菌消毒および無菌包装のために連続サイクルで運転される自動機械であって、滲出流体を廃棄し製品外表面を整えるため前段階の低温殺菌が終了した後食肉片(2)が包装から取り出される段階の後に裸の状態で送り込まれる前記食肉片の表面を殺菌消毒するための第1ステーション(1)を備え、該第1ステーションは、密封可能な室(6)の近くに配置された送り装置(4)により導入された前記食肉片を受入れ安定状態で支持し、かつ、解放するための流体作動シリンダーと組合された格子デッキを有する前記密封可能な室(6)と、前記食肉片(2)を導入された後該密封可能な室(6)を密に閉じる手段と、前記食肉片の殺菌消毒に必要な予め定めた時間の後、前記室(6)を開放する手段と、前記室(6)が密封されている間、前記室(6)に熱を供給し、前記室の内部の雰囲気を平均温度100〜160°Cとし、15秒以下の時間だけ処理する手段とを有し、更に、前記食肉片(2)の表面殺菌消毒の後、前記食肉片(2)を包装するための第2のステーション(7)、および前記第1ステーション(1)から第2ステーションへ前記食肉片(2)を移送する手段を備え、前記第2ステーションは、袋のような包装(5)をマガジン(8)から第2ステーションに近い位置へ順次位置決めするための手段と、前記包装の開口を開き該包装の少くとも2個の壁を保持するための手段と、第2ステーションから前記食肉片を前記の開口が開いた包装の中へ移送する手段と、該食肉片を詰めた包装(5)を開口が依然として開いた状態で、第3ステーションへ移送し、該第3ステーションで包装の真空封止が行われるようにする手段とを有する自動機械において、前記殺菌消毒室(6)から食肉片(2)を取り出すための手段(11,16,15)が、熱衝撃殺菌消毒の間内部にとどまるような態様で前記密封可能な室(6)に組合され、該手段(11,16,15)は前記殺菌消毒室(6)の内部から直接、包装(5)の内部に食肉片を移送し得る行程だけ移動することを特徴とする自動機械。
IPC (2件):
A23B 4/00 ,  A23L 1/31
FI (2件):
A23B 4/00 K ,  A23L 1/31 E

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