特許
J-GLOBAL ID:200903032100499740

車両のスリツプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-278007
公開番号(公開出願番号):特開平5-116562
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 目標トルクをより確実に求めてトラクション制御性を確保することができる車両のスリップ制御装置を提供することにある。【構成】 エンジン1の出力がトルクコンバータ16、自動変速機17を介して後輪19,20に伝達され、トルクコンバータ16のステータはブレーキ手段により固定及び回転可能に支持されている。ECU33は各車輪速センサ24,25,26,27からの信号により後輪19,20のスリップの発生を判断する。トルクコンバータECU51は後輪19,20にスリップが発生していないときにブレーキ手段を制御してコンバータレンジでトルクコンバータ16のステータを回転不能に固定し、又、カップリングレンジでステータを回転自在な状態にし、さらに、スリップが発生しているときにステータを回転不能に固定する。ECU33はスリップが発生すると、駆動輪速度が車両速度に応じて定まる目標駆動輪速度となるようにスロットル弁4の開度を調整する。
請求項(抜粋):
エンジンから車両の駆動輪への動力伝達系に配置されたトルクコンバータと、車両の駆動輪の速度を検出する駆動輪速度検出手段と、車両の走行速度を検出する走行速度検出手段と、前記駆動輪速度検出手段と走行速度検出手段より前記駆動輪のスリップの発生を判断するスリップ発生判断手段と、前記トルクコンバータのステータを固定及び回転可能に支持するブレーキ手段と、車両の推進力を調整する推進力調整手段と、前記スリップ発生判断手段により駆動輪にスリップが発生すると、駆動輪速度が走行速度に応じて定まる目標駆動輪速度となるように前記推進力調整手段による推進力を制御する推進力制御手段と、前記スリップ発生判断手段により駆動輪にスリップが発生していないときに前記ブレーキ手段を制御してコンバータレンジでトルクコンバータのステータを回転不能に固定し、又、カップリングレンジでトルクコンバータのステータを回転自在な状態にする第1のステータ制御手段と、前記スリップ発生判断手段により駆動輪にスリップが発生しているときに前記ブレーキ手段を制御してトルクコンバータのステータを回転不能に固定あるいは回転自在な状態にする第2のステータ制御手段とを備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (8件):
B60K 41/02 ,  B60K 28/16 ,  F02D 29/00 ,  F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 41/04 380 ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 345

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