特許
J-GLOBAL ID:200903032101084714

光学フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-138388
公開番号(公開出願番号):特開2002-333519
出願日: 2001年05月09日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来狭帯域の波長の光のみを反射させて分離する素子としてはファイバーグレーティングのような高価な素子しか存在していなかった。【解決手段】 屈折率の相違する膜を積層することにより、所定の波長帯域の光を反射させて分離する光学フィルタを形成する。屈折率の相違する膜を膜厚を変化させて積層する。その結果、物理的厚さがdLで、等価屈折率がnL*の低屈折率領域12と、物理的厚さがdHで等価屈折率がnH*の高屈折率領域13を交互に積層したものが形成される。これらの等価光学的膜厚を1/(4・λ0)または1/(2・λ0)とすることにより、波長λ0を中心とする狭帯域の波長の光を反射させて分離させることができる。
請求項(抜粋):
光学材料で形成された低屈折率膜と同じく光学材料で形成された高屈折率膜とが交互に積層された光フィルタにおいて、前記各低屈折率膜は、屈折率がn<SB>L</SB>で物理的な膜厚がd<SB>L</SB>、前記各高屈折率は、屈折率がn<SB>H</SB>(n<SB>L</SB><n<SB>H</SB>)、物理的な膜厚がd<SB>H</SB>であり、前記低屈折率膜の光学的膜厚がn<SB>L</SB>・d<SB>L</SB>=1/(2・m・λ<SB>0</SB>)で、前記高屈折率膜の光学的膜厚がn<SB>H</SB>・d<SB>H</SB>=1/(2・m・λ<SB>0</SB>)(ただしmは任意の定数)であり、入射した光のうちの波長λ<SB>0</SB>を含む所定範囲の帯域の光が透過せずに反射されることを特徴とする光学フィルタ。
IPC (2件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/26
FI (2件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/26
Fターム (13件):
2H048FA03 ,  2H048FA09 ,  2H048FA12 ,  2H048FA24 ,  2H048GA07 ,  2H048GA12 ,  2H048GA35 ,  2H048GA36 ,  2H048GA43 ,  2H048GA45 ,  2H048GA46 ,  2H048GA55 ,  2H048GA62
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-088506
  • 光学多層膜フィルタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-174652   出願人:アルプス電気株式会社

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