特許
J-GLOBAL ID:200903032104171065

スルホンイミドの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-035458
公開番号(公開出願番号):特開2000-302748
出願日: 2000年02月14日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 有機合成および電解質等の分野において、ルイス酸触媒やイオン伝導材として有用な物質であるスルホンイミドの精製方法を提供する。【解決手段】 一般式H[Rf1SO2-N-SO2Rf2][式中、Rf1及びRf2は、同じかまたは異なり、炭素原子数1から12までの直鎖状または分岐状のペルフルオロアルキル基、フルオロアルキル基、フルオロアルケニル基、またはフルオロアリル基のいずれかを表す]で示されるスルホンイミド酸と、一般式(R1)3N[式中、R1は、炭素原子数が1から5のアルキル基を表す]で示される第3アミンまたは複素環式アミンとの塩をアルカリ金属の水酸化物水溶液中で反応させ、アミンを遊離させた後、一般式A[Rf1SO2-N-SO2Rf2][式中、Aは、K、Na、Liのアルカリ金属を示し、Rf1及びRf2は、上記と同様の基を表す]で示されるスルホンイミドのアルカリ金属塩を晶析させ、分離精製する。
請求項(抜粋):
一般式(I)M[Rf1SO2-N-SO2Rf2]n (I)[式中、Rf1及びRf2は、同じかまたは異なり、炭素原子数1から12までの直鎖状または分岐状のペルフルオロアルキル基、フルオロアルキル基、フルオロアルケニル基、またはフルオロアリル基のいずれかで、Mはアルカリ金属イオンまたはアルカリ土類金属イオンを表し、nは該当する金属イオンの価数と同数の整数を表す]で示されるスルホンイミドの製造において、一般式(II)H[Rf1SO2-N-SO2Rf2] (II)[式中、Rf1及びRf2は、一般式(I)と同様の基を表す]で示されるスルホンイミド酸と、一般式(III)(R1)3N (III)[式中、R1は、炭素原子数が1から5のアルキル基を表す]で示される第3アミンまたは複素環式アミンとの塩を水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、または水酸化リチウムの水溶液中で反応させ、アミンを遊離させた後、一般式(IV)A[Rf1SO2-N-SO2Rf2] (IV)[式中、Aは、K、Na、Liのアルカリ金属を示し、Rf1及びRf2は、一般式(I)と同様の基を表す]で示されるスルホンイミドのアルカリ金属塩を晶析させ、一般式(V)RfSO2NHA (V)[式中、Aは、K、Na、Liのアルカリ金属を示し、Rfは、一般式(I)のRf1またはRf2と同様の基を表す]で示されるスルホンアミド塩と、一般式(VI)RfSO3A (VI)[式中、Aは、K、Na、Liのアルカリ金属を示し、Rfは、一般式(I)のRf1またはRf2と同様の基を表す]で示されるスルホン酸塩を分離することを特徴とする精製方法。
IPC (3件):
C07C311/48 ,  C07C303/40 ,  C07C303/44
FI (3件):
C07C311/48 ,  C07C303/40 ,  C07C303/44
引用特許:
審査官引用 (2件)

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