特許
J-GLOBAL ID:200903032105285587

摩擦無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇津城 達之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-103224
公開番号(公開出願番号):特開平5-106702
出願日: 1991年02月05日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】変速リングの内周面に摩擦係合する円錐面をもつ複数の円錐形転子が伝動系に設けられ摩擦無段変速機の変速範囲を構造の複雑化を招く歯車増速装置の付設を伴うことなく拡大させると共に、円錐形転子の製造を合理化することを目的とする。【構成】入力軸1より出力軸2にいたる伝動系を回転の伝達を行う系と圧接力の伝達を行う系とに分離させるごとく円錐形転子の駆動部と円錐形転子の支持部とを設けた。
請求項(抜粋):
変速リングの内周面に摩擦係合する円錐面と、この円錐面の中心軸線に直交する平面または平面に近い円錐面とされた平坦面と、上記円錐面の大径側に設けられた凸断面形の環状面とをもつ複数の円錐形転子を、入力軸に駆動連結されたホルダにより支持軸を介し回転自在に支持させ、入力軸および出力軸の中心軸線に一致する中心軸線をもっていて円錐形転子上の上記平坦面に摩擦係合する非回転の軌道リングと、変速リングの回転を出力軸に伝達する連動用部材とを設け、この連動用部材と円錐形転子の円錐面の大径側に設けられた上記凸断面形の環状面との間にカム形式の圧接力発生装置により発生される推力の摩擦係合部への伝達を媒介するリング部材を介在させたことを特徴とする摩擦無段変速機。

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