特許
J-GLOBAL ID:200903032110784010

ロードシミユレーシヨン装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-242002
公開番号(公開出願番号):特開平5-034245
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 必ず収斂すると共に、時間的に速く線形近似の伝達関数を求めることができるロードシミュレーション装置の制御方法を提供すること。【構成】 あらかじめ定めたノイズと、ノイズを加振機に入力して加振した際車両取付のトランスデューサ出力とから仮伝達関数を演算し、仮伝達関数をフーリエ変換した信号の逆関数を求め、実走行車両取付のトランスデューサ出力のフーリエ変換信号Y(f)を前記逆関数に乗算し、乗算出力をフーリエ逆変換して加振信号を求めて初期値とし、加振信号を加振機に供給して加振したときのトランスデューサ出力のフーリエ変換信号の絶対値と信号Y(f)の絶対値との差が許容誤差内に入るまで加振信号を補正し、フーリエスペクトルの絶対値の分布が許容誤差内に入ったときの加振信号に対してフーリエスペクトルの絶対値の分布が等しいノイズ群にて伝達関数を求め、これを強制的に加振させるときに用いる伝達関数とした。
請求項(抜粋):
実走行路面負荷が得られるように車両を加振手段によって強制的に加振させるロードシミュレーション装置において、強制的に加振させるときに用いる伝達関数Gar(f)を求めるに際し、あらかじめ定めたノイズと該ノイズを加振手段に入力してテスト加振した際に車両に取付けられたトランスデューサの出力とから仮の伝達関数Ga(f)を求め、前記仮の伝達関数Ga(f)の逆関数Gb(f)を演算し、実走行車両に取り付けられたトランスデューサの出力信号y(t)をフーリエ変換した信号Y(f)を前記逆関数Gb(f)に乗算し、この乗算出力をフーリエ逆変換した加振信号x(0)(t)を求める第1の工程と、前記第1工程で求めた加振信号x(0)(t)を初期値とし、該加振信号x(0)(t)を加振手段に供給して加振したときにおけるトランスデューサーの出力をフーリエ変換した信号Y(n)(f)の絶対値と前記信号Y(f)の絶対値との差信号E(n)(f)があらかじめ定めた許容誤差の範囲内にはいるまで加振信号を順次補正する第2の工程と、前記差信号E(n)(f)が許容誤差範囲内に入ったときの前記第2工程で求めた加振信号に対してフーリエスペクトルの絶対値の分布が等しいノイズ群にて伝達関数Gar(f)を求める第3の工程と、を備えたことを特徴とするロードシミュレーション装置の制御方法。
IPC (2件):
G01M 17/00 ,  G05D 19/02

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