特許
J-GLOBAL ID:200903032118375364

固体電解質型燃料電池の運転開始時の予熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 千春 ,  尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-126201
公開番号(公開出願番号):特開2004-103552
出願日: 2003年05月01日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】発電セルの割れを防止しつつ短時間で予熱を行う。【解決手段】運転時にスタック3の内部に燃料ガスG1と酸化剤ガスG2を供給して内部から外周部に向かってガスを拡散させることにより発電反応を生じさせると共に、発電反応に使用されなかった残余のガスY1、Y2をスタック3の外周部から外に放出するシールレス構造の固体電解質型燃料電池において、運転開始の際の予熱時に、スタック3の周囲に配したヒータ20により発電セル7を昇温させると共に、排気管22aよりガスを供給して、運転時と逆の流れでガスを流すことにより、スタック3の外周のヒータ20によって昇温された高温気体HGを、発電セル7の外周部から内部に導入して、発電セル7の昇温を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
運転時に、発電セルとセパレータを交互に積層してなる燃料電池スタックの内部に燃料ガスと酸化剤ガスを供給してスタックの内部から外周部に向かってガスを拡散させることにより発電セルに発電反応を生じさせると共に、発電反応に使用されなかった残余のガスをスタックの外周部から外に放出するシールレス構造の固体電解質型燃料電池において、 運転開始の際の予熱時に、加熱手段により発電セルを昇温させると共に、スタックの周囲を加圧し、かつ発電セルに向けて燃料ガスまたは酸化剤ガスを供給する供給管の少なくとも一方を、運転時と逆方向の流れとなることを許容するようにすることにより、昇温された気体を発電セルの外周部から内部に導入して、発電セルの昇温を行うことを特徴とする固体電解質型燃料電池の運転開始時の予熱方法。
IPC (3件):
H01M8/04 ,  H01M8/02 ,  H01M8/12
FI (3件):
H01M8/04 X ,  H01M8/02 R ,  H01M8/12
Fターム (4件):
5H026AA06 ,  5H026CC10 ,  5H027AA06 ,  5H027CC11

前のページに戻る