特許
J-GLOBAL ID:200903032121108610

揺動斜板式可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332271
公開番号(公開出願番号):特開平5-164043
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】圧縮機の吐出容量を制御する外部作動制御弁の小型、軽量化を行なう。【構成】吐出室10とクランク室2を第1連通路21により連通し、クランク室2と吸入室7を第2連通路22により連通し、吐出室10内には前記第1連通路21を開閉する電磁制御弁31を設け、第2連通路22の途中には第2連通路22をクランク室2の圧力と吸入室7の圧力との差圧によって開閉制御される圧力作動制御弁36を設け、さらに前記両連通路21,22を連通するスプール室23内に前記電磁制御弁31が開放された時、吐出室10内の高圧の冷媒ガスによって作動され、前記第2連通路22を閉鎖する第2スプール弁25を収容する。そして、電磁制御弁31の弁体33を作動するコイル35及び外部作動電流を小さくし、電磁制御弁31の小型、軽量化を図る。
請求項(抜粋):
複数のシリンダと、吸入室と、クランク室と、該クランク室内に延在する回転軸と、該回転軸に対する傾斜角度が変化可能にかつ該回転軸によって回転されるように配設された回転駆動板と、該回転駆動板の回転に応じて揺動するように回転駆動板の傾斜面上に配設された揺動斜板と、該揺動斜板の揺動によって前記各シリンダ内で往復動して前記吸入室に吸入された流体を取り込み、圧縮して吐出するピストンと、前記クランク室内圧力を調整して前記回転駆動板の傾斜角度を制御し、吐出流体容量を変化させる吐出容量制御手段を有する可変容量圧縮機において、前記吐出容量制御手段は前記吐出室とクランク室を連通する第1連通路と、クランク室と吸入室を連通する第2連通路と、前記第1連通路の途中に設けられ外部入力信号によって作動して該第1連通路を開き前記吐出室とクランク室とを連通させる外部作動制御弁と、前記第2連通路の途中に設けられ前記クランク室内圧力及び吸入圧力を感知して該吸入圧力をほぼ一定に保つよう第2連通路を開閉する圧力作動制御弁と、さらに前記外部作動制御弁が動作されて第1連通路が開放された時、吐出圧力によって前記第2連通路を閉鎖し、かつ前記外部作動制御弁により第1連通路が閉鎖された時、弾性部材によって前記第2連通路を開放する開閉弁とを備えている揺動斜板式可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/10

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