特許
J-GLOBAL ID:200903032121422845

複合抑制器と溶離液ジェネレータを使うイオンクロマトグラフ法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-517072
公開番号(公開出願番号):特表2000-510957
出願日: 1998年09月04日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】水溶液中に酸性又は塩基性溶離液を電気化学的に生成し、同時にイオンクロマトグラフィシステムでクロマトグラフィ分離後のイオン交換吸着床(30)中の溶離液の伝導度を抑制するための方法と装置を提供する。抑制器と溶離液ジェネレータは、入口(28)と出口部分(34)を備えたイオン交換樹脂のフロースルー抑制器吸着床(30)を有する。抑制器吸着床入口部分(28)に隣接する電極チャンバー(14)は第一電極(17)を含む。障壁(40)は抑制器吸着床(30)を電極チャンバー(14)から隔て、相当量の液体の流れを阻止するものの、前記抑制器吸着床樹脂の交換可能イオンと同イオンの移動だけは許容する。第二電極(32)は前記抑制器出口部分(34)と電気的に連通する。サンプルはクロマトグラフィカラム(26)を通って次に抑制器吸着床(30)を通り検出器(36)へ流れる。チャンバー(14)で生成された酸又は塩基は抑制器吸着床(30)へ流れ、クロマトグラフィ分離での溶離液として働く。
請求項(抜粋):
(a)正又は負の一つの電荷の交換可能なイオンを有するイオン交換樹脂か ら成り、液体用の入口導管と出口導管にそれぞれ液体連通する入口と出口を有 するフロースルー抑制器吸着床と、(b)前記抑制器吸着床入口部分に近接し て置かれ、液体用の入口ポートと出口ポートを有する溶離液ジェネレータ電極 チャンバーと、(c)前記電極チャンバー入口ポートと液体連通する流動水性 液体源と、(d)前記電極チャンバー中に置かれた第一電極と、(e)前記抑 制器吸着床を前記電極チャンバーから分離する第一帯電障壁であって、前記第 一障壁が相当量の液体の流れを阻止するが前記抑制器吸着床樹脂の交換可能イ オンと同じ電荷のイオンのみの移動は許容する第一帯電障壁と、(f)前記抑 制器吸着床出口部分と電気的に連通する第二電極とから成ることを特徴とする イオンクロマトグラフィ用の抑制器と溶離液ジェネレータ。
IPC (4件):
G01N 30/96 ,  B01D 15/08 ,  B01J 39/06 ,  B01J 41/06
FI (4件):
G01N 30/96 A ,  B01D 15/08 ,  B01J 39/06 ,  B01J 41/06

前のページに戻る