特許
J-GLOBAL ID:200903032124146300

吊りボルト用細長部材固定具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-134835
公開番号(公開出願番号):特開平10-327521
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 線材や管材を吊りボルトに迅速、確実かつ容易に傷付けずに固定できるようにする。吊りボルトに対する線材などの固定位置の高さを容易に変更できようにする。【解決手段】 吊りボルトに嵌合する円形孔部11とバンド挿通孔12とを有する固定具本体10を、一対の分割体20,30に2分割し、その分割体20,30同士をヒンジ40で連結する。それぞれの分割体20,30に、それらを閉じ状態に結合する係合部と被係合部とを振り分けて設ける。分割体20,30の分割孔部に吊りボルトの雄ねじに噛み合う雌ねじ13を設ける。結束バンド50の基部を固定具本体10に一体に連設する。
請求項(抜粋):
外周に雄ねじを有する吊りボルトに嵌合される円形孔部とこの円形孔部の側部に設けられて細長部材を結束するための結束バンドを通すバンド挿通孔とを有する合成樹脂製の固定具本体が、上記円形孔部を2つの半円状の分割孔部に2分割する部分を境にして一対の分割体に分割され、一方側の分割体に上記結束バンドの基部が一体に連設されていると共に、上記固定具本体に、上記バンド挿通孔内に突出してそのバンド挿通孔に通された上記結束バンドに係合してその結束バンドを固定する係合爪が設けられ、一対の上記分割体同士が、その一対の分割体の一側端部の相互間に亘って設けられたヒンジを介して開閉可能に連結されていると共に、一方側の上記分割体と他方側の上記分割体とに、それらの分割体を閉じ合わせたときに互いに係合してこれら双方の分割体を閉じ状態に結合する係合部と被係合部とが振り分けて設けられ、一対の上記分割体のそれぞれの上記分割孔部に上記吊りボルトの上記雄ねじに噛み合う噛合部が設けられ、一対の上記分割体を閉じ合わせることにより形成される上記固定具本体に、上記バンド挿通孔に通されて上記細長部材の外側に巻き回された上記結束バンドと共働して上記細長部材を挟持する細長部材支持部が設けられていることを特徴とする吊りボルト用細長部材固定具。
IPC (3件):
H02G 3/26 ,  F16L 3/14 ,  H02G 3/28
FI (3件):
H02G 3/26 C ,  F16L 3/14 B ,  H02G 3/28 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 長尺体支持具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-260861   出願人:因幡電機産業株式会社
  • 特開昭59-219507

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