特許
J-GLOBAL ID:200903032124415220

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193677
公開番号(公開出願番号):特開平11-038967
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 省スペース化を図りつつ複数の楽器を演奏可能とし、さらにリアルな演奏方法での演奏を可能にする。【解決手段】 半透明面2の背面側に対して、赤外線光を定常的に照射する赤外線LEDパネル3と、半透明面2側から入射してくる赤外線光のみを撮像するCCDカメラ4と、半透明面2に対して画像(赤外線光は含まない)を投影表示するプロジェクタ5を設ける。ユーザが半透明面2の前面側で演奏を行うと赤外線反射光量が変化するので、制御装置7では、CCDカメラ4の撮像信号に基づいて上記反射光量の変化を検出画像情報として捉えた上で、この画像情報に基づいて得られる演奏情報に従って、例えば半透明面2に表示されている楽器の楽音を出力するための所要の制御を実行して、スピーカ6から出力する。
請求項(抜粋):
半透明面と、上記半透明面側の方向から入射する所定の波長帯域の光又は電磁波のみを像として捉える撮像手段と、上記撮像手段から入射された撮像信号に基づいて、上記半透明面に対して与えられた操作が反映される検出用画像情報を生成し、この検出用画像情報に基づいて識別した操作情報に基づいて所要の制御処理を実行する制御処理手段と、上記撮像手段が撮像すべき光又は電磁波の波長帯域を含まない可視光による画像を上記半透明面に対して投影表示可能に設けられる撮影表示手段と、少なくとも楽音を音声として発音出力可能な発音手段と、を備え、上記制御処理手段は、少なくとも、楽器として機能する楽器画像が上記投影手段により投影表示されるための上記撮影手段に対する表示制御と、上記楽器画像が表示された半透明面上の領域に対して行なわれた所定の操作により得られる操作情報を演奏情報として認識して、この演奏情報に基づいて楽音を発生するための上記発音手段に対する発音制御とを実行するように構成されていることを特徴とする電子楽器。

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