特許
J-GLOBAL ID:200903032128556774

1,1,1,2-テトラフルオロエタンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-263888
公開番号(公開出願番号):特開平9-110738
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 1,1,1,2-テトラフルオロエタン(HFC-134a)およびHFを含む混合物からHFC-134aを効率よく分離する、HFC-134aの製造方法を提供する。【解決手段】 (a)一般式I:CxFyHzで示される化合物、(b)一般式II:R1R2R3Nで示される化合物、および(c)一般式III:R4OR5で示される化合物からなる群から選ばれ、かつ、HFC-134aよりも小さな溶解度パラメーターを有する少なくとも1種の有機化合物からなる抽出剤を、HFC-134aおよびHFを含有する混合物に接触させて液化および分液させた後、HFC-134aおよび抽出剤を主成分とする抽出剤相を得、該抽出剤相からHFC-134aを分離する。
請求項(抜粋):
(a)一般式I:CxFyHz (I)[式中、xは3以上の整数であり、yは2以上の整数であり、zは0もしくは1以上の整数である。]で示されるフッ化炭化水素化合物、(b)一般式II:R1R2R3N (II)[式中、R1、R2およびR3はそれぞれ1〜10個の炭素原子を有するアルキル基であって、R1、R2およびR3の中の少なくとも1つはフッ素原子を少なくとも1つ含む。]で示されるアミン化合物、および(c)一般式III:R4OR5 (III)[式中、R4およびR5はそれぞれ1〜10個の炭素原子を有するアルキル基であり、R4およびR5の中の少なくとも1つはフッ素原子を少なくとも1つ含む。]で示されるエーテル化合物からなる群から選ばれ、かつ、1,1,1,2-テトラフルオロエタンの溶解度パラメーター値よりも小さな溶解度パラメーター値を有する少なくとも1種の有機化合物を含んで成る抽出剤と、少なくとも1,1,1,2-テトラフルオロエタンおよびフッ化水素を含んで成る混合物とを接触させて、得られる混合液を分液させた後、1,1,1,2-テトラフルオロエタンおよび抽出剤を主成分とする抽出剤相を得、その抽出剤相から1,1,1,2-テトラフルオロエタンを分離回収することを特徴とする1,1,1,2-テトラフルオロエタンの製造方法。
IPC (5件):
C07C 19/08 ZAB ,  C07C 17/20 ,  C07C 17/21 ,  C07C 17/38 ,  C07C 17/386
FI (5件):
C07C 19/08 ZAB ,  C07C 17/20 ,  C07C 17/21 ,  C07C 17/38 ,  C07C 17/386

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