特許
J-GLOBAL ID:200903032129212327

形鋼の熱間寸法測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289959
公開番号(公開出願番号):特開平7-120235
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 形鋼の検査において、温度分布および、板厚による空冷速度の違いおよび強制水冷による影響等を反映した熱膨張補正を行って、検査精度の高い形鋼の熱間寸法測定装置を提供する。【構成】 形鋼11の上下に配置された水平方向及び垂直方向に移動する2軸ステージ機構13、14と、2軸ステージ機構13、14の先端に旋回可能に取付けられて形鋼の断面位置を水平方向および垂直方向に検出可能なレーザ変位計72、73並びに形鋼表面の温度を水平方向及び垂直方向に測定可能な放射温度計49とを内蔵する検出ヘッド15、15aと、2軸ステージ機構13、14の位置と、検出ヘッド15、15aの方向とレーザー変位計72、73の測定値とから得られる形鋼の熱間寸法値を、前記放射温度計からの温度によって補正するデータ処理手段16とを備えた。
請求項(抜粋):
停止中の形鋼を挟んでその上下に配置された水平方向及び垂直方向に移動する2軸ステージ機構と、該2軸ステージ機構の先端に取付けられて180度水平方向に旋回し、前記形鋼の断面位置を水平方向および垂直方向に検出可能なレーザ変位計、並びに前記形鋼表面の温度を水平方向及び垂直方向に測定可能な放射温度計とを内蔵する検出ヘッドと、前記2軸ステージ機構の位置と、前記検出ヘッドの方向とレーザー変位計の測定値とから得られる形鋼の熱間寸法値を、前記形鋼の表面を多数の区間毎に区分けし、該区間毎の表面温度からそれぞれの区間における内部平均温度を求め、該温度および板厚による冷却速度の違いおよび強制水冷の効果の大小等を考慮した前記区間毎の形鋼の伸び率からそれぞれの区間の冷間における長さを算出し、該長さの総和により形鋼の冷間寸法値に換算するデータ処理手段とを備えたことを特徴とする形鋼の熱間寸法測定装置。
IPC (3件):
G01B 11/24 ,  B21C 51/00 ,  G01J 5/00

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