特許
J-GLOBAL ID:200903032132366858

熱転写定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-203899
公開番号(公開出願番号):特開平8-069203
出願日: 1994年08月29日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】用紙へのトナー像の転写および定着を同時に、しかも良好な転写効率で行うことを可能とする。【構成】用紙4の温度である環境温度T1、誘電体ベルト9の温度T2、加熱ロール1の表面温度T3、加圧ロール2の表面温度T4を温度センサ8,11,6,7でそれぞれ検出する。演算部12は、温度T1,T2,T3,T4および、[0.10<k1<0.30][0.01<k2<0.40][0.20<k3<0.70][0.02<k4<0.20]なる条件で予め定めた係数k1,k2,k3,k4を用いて[k1・T1+k2・T2+k3・T3+k4・T4]なる式でニップ部Nにおけるトナー予測温度Ttを求める。減算器13および加熱ロール温度制御回路15により、トナー予測温度Ttが目標トナー温度TM(TH>TM>TL)となるように加熱部材1cの発熱量を制御する。
請求項(抜粋):
像担持体および用紙を互いに重ねた状態で加熱ロールと加圧ロールとで挟持することにより、前記加熱ロールと前記加圧ロールとの間に形成されるニップ部において圧力と加熱ロールの発熱とによって前記像担持体に付着したトナー像を前記用紙に転写・定着させる熱転写定着装置において、前記像担持体、前記加熱ロールおよび前記加圧ロールのいずれかが接触する以前における前記用紙の温度T1を検出する用紙温度検出手段と、前記加熱ロール、前記加圧ロールおよび前記用紙のいずれかが接触する以前における前記像担持体の温度T2を検出する担持体温度検出手段と、前記像担持体、前記加圧ロールおよび前記用紙のいずれかが接触する以前における前記加熱ロールの表面温度T3を検出する加熱ロール温度検出手段と、前記像担持体、前記加熱ロールおよび前記用紙のいずれかが接触する以前における前記加圧ロールの表面温度T4を検出する加圧ロール温度検出手段と、前記温度T1,T2,T3,T4および、0.10<k1<0.300.01<k2<0.400.20<k3<0.700.02<k4<0.20なる条件で予め定められた係数k1,k2,k3,k4とを用いて、Tt=k1・T1+k2・T2+k3・T3+k4・T4なる式で求まる、前記トナー像をなすトナーの前記ニップ部での予測温度Ttが、所定のコールド・オフセット限界温度よりも大きく、かつ所定のホット・オフセット限界温度よりも小さくなるように前記加熱ロールの温度を制御する制御手段と具備したことを特徴とする熱転写定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/02 101

前のページに戻る