特許
J-GLOBAL ID:200903032133022923

ポリスチレン再循環流れの精製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201657
公開番号(公開出願番号):特開2000-044624
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 重合したモノビニル芳香族化合物の生産性を向上させる方法を開示する。【解決手段】 本方法では、小型の重合反応槽を再循環流れに挿入することで、再循環流れに入っている重合禁止剤を失活させかつモノマーが所望ポリマーに変化するレベルを更に向上させる。
請求項(抜粋):
モノビニル芳香族モノマー化合物の連続重合方法であって、モノビニル芳香族モノマー流れを反応槽装置内で重合させて生成物流れを生成させ、揮発性成分のみが主に蒸発するに充分な温度および圧力下で上記槽内の生成物を沸騰させ、その中の揮発物を留去することにより上記反応槽内の反応温度を制御し、上記蒸発した揮発物を上記反応槽から取り出し、上記揮発物を部分凝縮させて、低い方の沸点を有する揮発物を高い方の沸点を有する揮発物から分離し、その凝縮した高い方の沸点を有する揮発物を上記反応槽に戻し、上記低い方の沸点を有する揮発物を別の凝縮および重合装置に移し、固体および上記固体中の非揮発性液状化合物および上記生成物流れ中の非揮発性液状化合物から出る揮発性化合物の少なくとも1つの溜分を分離して、部分的に精製された流れを生成させ、上記凝縮装置内で上記揮発物の少なくとも1つの溜分を凝縮させた後、上記揮発物を重合させることによりそこから望ましくない化合物を除去して、精製された再循環用凝縮物を生成させ、上記精製された凝縮物を再循環させて上記反応槽装置に循環し、上記部分的に精製された流れを先行する揮発物除去装置よりも高い真空度の追加的揮発物除去装置に通すことで、上記流れから揮発性化合物の追加的溜分を分離しかつ精製された流れを生成させ、揮発性化合物の上記追加的溜分を上記工程から除去し、そして上記ポリマーの精製された流れを仕上げ装置に送り込む、工程を含む方法。
IPC (2件):
C08F 6/10 ,  C08F 12/08
FI (2件):
C08F 6/10 ,  C08F 12/08

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