特許
J-GLOBAL ID:200903032134566730

鉄道用地点検知方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-190607
公開番号(公開出願番号):特開平8-053067
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 ATS地上子が不要な、車両の走行地点の検知方法及びこれを実現する装置を提供する。【構成】 車両を、車輪が滑走・空転を起こさない速度条件にて車両の左右の挙動を測定しつつ走行予定線区を走行させ、基準データ作成部21が車輪の所定の回転量毎に上記測定値を記憶装置15に格納して基準データを作る。通常走行時にも上記測定を行ない、同線区内にて検索データ作成部23が検索指令部25から指令を受けて、測定値を所定個、車輪の上記回転量毎に記憶装置15に格納して検索データを作り、相互相関関数算出部27が両データの相互相関関数を計算すると共に、両者が最も一致する区域を求め、これを基に走行距離補正部29が車両の走行地点を特定する。この結果、ATS地上子を用いることなく、車輪が空転・滑走を起こす通常走行において、地点検知を行なうことができる。
請求項(抜粋):
車両の通常走行に先駆けて、該車両を、車輪の回転量と走行距離とが略一致する速度条件にて、通常走行時の走行線区内を走行させ、このときの車両の左右方向の挙動を測定し、この測定値を車輪の所定の回転量毎に記憶することにより、当該走行線区内での走行距離に対する車両の挙動を表す基準データを作成し、通常走行時には、上記走行線区内にて車両の左右方向の挙動を測定し、外部からの地点検索指令に従って、車輪の所定の回転量毎に所定個分記憶することにより、検索データを作成し、該検索データと上記基準データとの相互相関関数を計算することにより、該検索データに対応した車両の挙動パターンが上記基準データが表す車両の挙動パターンに最も一致する区域を求め、これを基にして当該車両の現在の現在地を特定することを特徴とする鉄道車両用地点検知方法。
IPC (2件):
B61L 25/02 ,  G01C 22/00

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