特許
J-GLOBAL ID:200903032138102402
炭素繊維用シリコーン油剤および炭素繊維の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-358657
公開番号(公開出願番号):特開2001-172880
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】本発明は、コストパフォーマンスに優れた炭素繊維を製造するのに好適な炭素繊維用用シリコーン油剤、および炭素繊維の製造方法を提供せんとするものである。つまり、耐炎化工程における焼成むらを誘起しないシリコーン油剤を使用することにより、焼成プロセス性を向上させ、これによって高糸条密度、高張力、高速の焼成を達成せんとするものである。【解決手段】本発明の炭素繊維用シリコーン油剤は、剛体振り子の自由減衰振動法により測定される振り子の振動周期差Tが、下記式を満足することを特徴とするものである。0.03≦T≦0.4T=T30-T180T30:30°Cにおける振動周期(秒)T180:180°Cで10分間熱処理後の振動周期(秒)また、本発明の炭素繊維の製造方法は、かかるシリコーン油剤を、水膨潤状態の糸条に付与した後、150〜200°Cの温度で熱処理して得た炭素繊維用アクリルプリカーサーを、200〜300°Cの酸化性雰囲気において耐炎化した後、300〜800°Cの不活性雰囲気において予備炭化し、さらに、800〜1800°Cの不活性雰囲気において炭化することを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
剛体振り子の自由減衰振動法により測定される振り子の振動周期差Tが、下記式を満足することを特徴とする炭素繊維用アクリルプリカーサー製造用シリコーン油剤。0.03≦T≦0.4T=T30-T180T30:30°Cにおける振動周期(秒)T180:180°Cで10分間熱処理後の振動周期(秒)
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
4L033AA09
, 4L033AC05
, 4L033AC15
, 4L033CA61
, 4L033CA64
引用特許:
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