特許
J-GLOBAL ID:200903032142209440
光ファイバリングレーザ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099111
公開番号(公開出願番号):特開平6-310780
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 繰り返し周波数が一定で且つ直流成分を持たない超短光パルスを安定して発生し得る光ファイバリングレーザ装置を提供する。【構成】 希土類元素を添加した光ファイバ1を光カップラ3,4及び偏波依存形光アイソレータ5を介してリング状に接続してなる共振器A中に、該共振器Aを偏波依存形光アイソレータ5を基準として等分する位置に偏光子回転装置8を挿入するとともに、その偏光子の透過率が最大になる方向が偏波依存形光アイソレータ5の最大透過偏波面に対して90度回転した方向となるように設定することにより、光強度が強く、共振器Aを一周した時の非線形偏光回転による偏光回転が180度となる分により発振状態を引き起こし、超短光パルスを発生させるとともに光強度が弱い直流成分を遮断する。
請求項(抜粋):
希土類元素を添加した光ファイバと、該光ファイバを励起するための励起光を発生する励起光源と、前記励起光を光ファイバに合波するための第1の光カップラと、光ファイバから出力光を取り出すための第2の光カップラと、光の進行方向を一方向に限定するとともに直線偏光のみを透過させるための偏波依存形光アイソレータとを備え、光ファイバを第1及び第2の光カップラ並びに偏波依存形光アイソレータを介してリング状に接続して共振器を形成してなる光ファイバリングレーザ装置において、前記共振器中に、該共振器を偏波依存形光アイソレータの出射端から入射端に至る方向へm:(1-m)(但し、0<m<1)に分割する位置に偏光子を挿入するとともに、該偏光子の最大透過偏波面を偏波依存形光アイソレータの最大透過偏波面に対して180×m度回転させたことを特徴とする光ファイバリングレーザ装置。
IPC (2件):
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