特許
J-GLOBAL ID:200903032149073382

衛生洗浄器の火傷防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085026
公開番号(公開出願番号):特開平8-284237
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【構成】 温水の特定温度を感知して送水を止める温水感知装置10と、温水感知装置10を介して温水を噴出する洗浄ノズル5とを備え、温水感知装置10は球を挿着し、球を温水の特定温度を感知する形状記憶合金部材とストッパにより保持し、リリーフ弁16より送水をバイパスする排水管17を設け、この排水管17より高温水を排出し、この排水管17にその流量を感知する流量感知装置18を設けるとともに、操作部に異常表示部を設けた構成。【効果】 温水感知装置は温水が特定温度以上になると洗浄ノズルへの送水を止め火傷防止を確実に行い、その時に排水管から高温水を排出し、流量感知装置がその流量の増加を検知しあらかじめ設定した流量以上になると、送水部材を止め、かつ操作部にある異常表示部を点灯させる。
請求項(抜粋):
水が送水部材(6)を介して供給される温水タンク(1)と、この温水タンク(1)の水を加熱するヒータ(4)と、温水タンク(1)から送水される温水の特定温度を感知して送水を止める温水感知装置(10)と、この温水感知装置(10)を介して温水を噴出する洗浄ノズル(5)とを備えた衛生洗浄器の火傷防止装置において、前記温水感知装置(10)内には異常時送水を止める球(12)を挿着し、この球(12)は温水の特定温度を感知して変形する形状記憶合金部材(15)とストッパ(13)により保持され、一方前記温水タンク(1)には設定以上の水圧で開くリリーフ弁(16)を設け、このリリーフ弁(16)より送水をバイパスする排水管(17)を設け、かつこの排水管(17)に流量感知装置(18)を接続した構成となし、さらに温水感知装置(10)が高温を感知した時洗浄ノズル(5)への送水を止めると同時にリリーフ弁(17)を開き、排水管(17)に水を流し、流量感知装置(18)があらかじめ設定した流量以上になると送水部材(6)を閉止し、操作部(20)に設けた異常表示部(20a)を点灯させることを特徴とする衛生洗浄器の火傷防止装置。

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