特許
J-GLOBAL ID:200903032154431890

車両の運動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304082
公開番号(公開出願番号):特開平10-129440
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の運動制御装置において、リザーバ内のブレーキ液をポンプによって適宜排出し、確実に液圧制御を行なう。【解決手段】 液圧ポンプHPによってマスタシリンダMCのブレーキ液をモジュレータMDを介してホイールシリンダWCに吐出すると共に、ホイールシリンダWCのブレーキ液をモジュレータMDを介してリザーバRSに貯蔵するブレーキ液圧制御装置BCを備え、リザーバRSと液圧ポンプHPの吸込側との間に逆止弁CVを介装する。更に、切換弁STを設け、車両の運動制御時には第2の位置に切換え、マスタシリンダとモジュレータとの連通を遮断し、液圧ポンプの吸込側をマスタシリンダに連通する。リザーバ内の液量が所定量を超えたときには、切換弁を第1の位置に切換え、液圧ポンプの吸込側とマスタシリンダとの連通を遮断し、リザーバ内のブレーキ液を液圧ポンプによって排出する。
請求項(抜粋):
車両の前方及び後方の各車輪に対し少くともブレーキペダルの操作に応じて制動力を付与するブレーキ液圧制御装置と、前記車両の運動状態を判定する車両状態判定手段と、前記ブレーキペダルの操作に起因した制動状態にあるか否かに拘らず前記車両状態判定手段の判定結果に基づき前記ブレーキ液圧制御装置を制御し、前記車両の各車輪に制動力を付与する運動制御手段とを備えた車両の運動制御装置において、前記ブレーキ液圧制御装置が、前記車両の各車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、前記ブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液を昇圧しマスタシリンダ液圧を出力するマスタシリンダと、該マスタシリンダと前記ホイールシリンダとの間に介装し前記運動制御手段の出力に応じてブレーキ液圧を調整するモジュレータと、該モジュレータを介して前記ホイールシリンダに対し昇圧したブレーキ液を吐出する液圧ポンプと、前記モジュレータを介して前記ホイールシリンダから排出したブレーキ液を貯蔵するリザーバと、前記マスタシリンダと前記モジュレータとの間に介装し、両者間を連通接続し前記マスタシリンダと前記液圧ポンプの吸込側との連通を遮断する第1の位置と、前記マスタシリンダと前記液圧ポンプの吸込側を連通接続し前記マスタシリンダと前記モジュレータとの連通を遮断する第2の位置に切換える切換弁と、前記モジュレータを前記リザーバに連通接続する接続点と前記切換弁を前記液圧ポンプの吸込側に連通接続する接続点との間に介装し、前記液圧ポンプ方向へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する逆止弁とを備えて成り、前記リザーバに貯蔵した液量が所定量を超えたか否かを判定する液量判定手段と、該液量判定手段にて前記リザーバに貯蔵した液量が所定量を超えたと判定したときには前記切換弁を第1の位置に切換える切換手段とを具備したことを特徴とする車両の運動制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48 ,  B60T 8/58
FI (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/48 ,  B60T 8/58 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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