特許
J-GLOBAL ID:200903032164637047

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119722
公開番号(公開出願番号):特開平10-312568
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 光ディスクの面ブレ等によるデフォーカスが発生してもデータ記録時の最適記録パワー値を精度良く求めることができるようにする。【解決手段】 光ディスクのPCA領域の1トラック内の複数の小領域の中から一つ置きに所定量ずつ異なる記録パワー値で記録し、残りの小領域に同一記録パワー値で記録し、上記異なる記録パワー値で記録したデータを再生した各再生信号のピーク値とボトム値に基づいて各小領域のβ値を求め、上記同一記録パワー値で記録したデータを再生した各再生信号のピーク値とボトム値に基づいて上記残りの小領域の各β値から平均値を求め、上記異なる記録パワー値で記録した各小領域のβ値をそれぞれ上記平均値に基づいて補正し、その補正後の各β値に基づいて光ディスクにデータを記録するときの最適記録パワー値を求める。
請求項(抜粋):
データを記録可能な光ディスクに対するデータの記録及び再生を行なう手段を備えた光ディスク装置において、前記光ディスクのパワーキャリブレーションエリアの1トラックを使用し、そのトラック内の複数の小領域の中から一つ置きにそれぞれ所定量ずつ異なる記録パワー値でデータを記録し、残りの小領域に同一記録パワー値でデータを記録し、前記所定量ずつ異なる記録パワー値で記録したデータを再生して得られた各再生信号のピーク値とボトム値とを検出し、そのピーク値とボトム値に基づいて各小領域の記録状態指標値を求め、前記同一記録パワー値で記録したデータを再生して得られた各再生信号のピーク値とボトム値とを検出し、そのピーク値とボトム値に基づいて前記残りの小領域の各記録状態指標値を求め、その各記録状態指標値の平均値を求め、前記所定量ずつ異なる記録パワー値でデータを記録した各小領域の記録状態指標値をそれぞれ前記平均値に基づいて補正し、その補正後の各記録状態指標値に基づいて前記光ディスクにデータを記録するときの最適記録パワー値を求める手段を設けたことを特徴とする光ディスク装置。

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