特許
J-GLOBAL ID:200903032166091440

ディジタルビデオ信号の符号化およびフレーム化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-054825
公開番号(公開出願番号):特開平6-245190
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 イントラ2フレームの符号化出力のバッファリング単位を複数のシンクブロック内に詰め込む時に、より重要度が高い第1のフレームの符号化出力を固定区間に詰めることにより、再生画像の画質を向上する。【構成】 最初のフレームIがフレーム内符号化され、次のフレームPとフレームIの局部復号出力との間のフレーム差が検出され、この差分が符号化される。この符号化出力がフレーム化回路によってシンクブロックの構成に変換される。バッファリング単位がフレームIの26ブロックとフレームPの26ブロックとの合計52ブロックとされ、このバッファリング単位が5個のシンクブロックのデータ区間に詰め込まれる。固定区間としては、26ブロック分設けられ、この固定区間に、最初にフレームIの符号化出力が低域成分から順に詰め込まれ、次に、フレームIのオーバーフローデータが残りの余白領域に詰め込まれ、そして、フレームPのデータが残りの余白領域に低域成分から順に詰め込まれる。
請求項(抜粋):
入力ディジタルビデオ信号のデータ量を圧縮符号化し、符号化出力を所定のデータフォーマットにフレーム化して伝送するようにした符号化およびフレーム化装置であって、所定の大きさの符号化ブロック毎に変換符号化するための直交変換手段と、上記直交変換手段と結合され、固定長化単位内の符号化出力のデータ量を複数のシンクブロックのデータ領域内に収まるように、制御するための適応量子化手段と、上記適応量子化手段と結合された可変長符号化手段と、上記適応量子化手段の出力を局部復号するための手段と、上記局部復号されたデータを蓄えるためのフレームメモリと、上記フレームメモリからの第1のフレームの復号データと上記第1のフレームに引き続く第2のフレームとの間のフレーム差を上記符号化ブロック毎に検出し、上記フレーム差が上記しきい値より小さい第1のクラスと、上記フレーム差が上記しきい値より大きい第2のクラスとへ上記符号化ブロックをクラス分けし、上記第1のクラスの符号化ブロックに関しては、上記フレーム差を上記直交変換手段に与え、上記第2のクラスの符号化ブロックに関しては、上記第2のフレームのデータを上記直交変換手段に与えるように制御するための符号化制御手段と、上記可変長符号化手段の出力を上記複数のシンクブロックの構成の伝送データとするためのフレーム化手段であって、上記第1のフレームの交流成分の符号化出力を低域成分から開始して上記複数のシンクブロックの予め規定されているデータ区間内へ詰め込み、そして、上記第2のフレームの交流成分の符号化出力およびオーバーフローした上記第1のフレームの交流成分の符号化出力を上記複数のシンクブロックの余白のデータ区間内へ詰め込むようにされたフレーム化手段とからなることを特徴とするディジタルビデオ信号の符号化およびフレーム化装置。
IPC (3件):
H04N 5/92 ,  G11B 20/12 103 ,  H04N 7/137

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