特許
J-GLOBAL ID:200903032167511249

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-274248
公開番号(公開出願番号):特開平7-128657
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】TN型の液晶セルを用いたものでありながら、広視野角で、かつ“ちらつき”や階調の反転のない高品質の表示が得られる液晶表示装置を提供する。【構成】2つのTN型液晶セル30A,30Bを積層し、入射側液晶セル30Aの入射側に垂直軸位相板43を介して偏光子41を、出射側液晶セル30Bの出射側に垂直軸位相板43を介して検光子42を配置するとともに、両液晶セル30A,30Bにそれぞれ各々の液晶層の互いに対応する箇所に電界を印加するための透明電極を設け、これら液晶セルのΔn・dの値をほぼ等しくし、液晶分子のツイスト方向Ta,Tbも同じにするとともに、両液晶セルの入射側基板上の配向処理方向31a,31bを互いに逆向きに、かつ出射側基板上の配向処理方向32a,32bを互いに逆向きにし、偏光子41の透過軸41aを入射側液晶セル30Aの入射側基板上の配向処理方向31aとほぼ直交させ、検光子42の透過軸42aを偏光子41の透過軸41aとほぼ直交させた。
請求項(抜粋):
一対の透明基板間に液晶を封入しその液晶の分子をほぼ90°のツイスト角でツイスト配列させた2つのTN型液晶セルを、一方の液晶セルの出射側と他方の液晶セルの入射側とを互いに対向させて積層するとともに、前記一方の液晶セルの入射側に偏光子を配置し、前記他方の液晶セルの出射側に検光子を配置し、位相板の面内で互いに直交する方向の屈折率が等しい垂直軸位相板を前記偏光子と前記検光子との間に配置してなり、前記一方の液晶セルの両基板と他方の液晶セルの両基板にはそれぞれ各々の液晶層の互いに対応する箇所に電界を印加するための透明電極と液晶分子の配向方向を規制する配向膜が設けられており、かつ、これら両液晶セルは、液晶の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δn・dの値がほぼ等しく、液晶分子のツイスト方向が同じであるとともに、前記両液晶セルの入射側基板上に施した配向処理の方向が互いに逆向きで、出射側基板上に施した配向処理の方向が互いに逆向きであり、前記偏光子は、その透過軸を前記一方の液晶セルの入射側基板上の配向処理方向とほぼ直交させるかあるいはほぼ平行にして配置され、前記検光子は、その透過軸を前記偏光子の透過軸とほぼ直交させるかあるいはほぼ平行にして配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1337

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