特許
J-GLOBAL ID:200903032175210959

デスタツフ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-086104
公開番号(公開出願番号):特開平5-130064
出願日: 1991年03月25日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 デスタッフ処理によって発生するデスタッフジッタを抑圧するとともに、連続的に発生するデスタッフ処理に対応できるようにする。【構成】 メモリへのデータの書き込みタイミングを生成する書き込みアドレス生成回路104 は、スタッフ情報除去のため1回のスタッフで8クロック連続歯抜けを行う。電圧制御発振器110 の制御信号を抽出する位相比較器108 では、このクロック歯抜けを分散的に発生させる歯抜け生成回路106 の出力を比較する。この歯抜け生成回路106 は分散歯抜け密度制御回路105 の出力で制御される。分散歯抜け密度制御回路105 はデスタッフ制御信号に基づいてデスタッフの発生頻度で分散歯抜け密度を適応的に変化させる。例えば、単発のデスタッフ処理はM/8フレームごとに、2連続のデスタッフ処理はM/16フレームごとにクロックの分散歯抜けが発生するように分散歯抜け密度量を制御する。
請求項(抜粋):
バイト単位でスタッフ多重された受信データを格納するメモリと、受信データから抽出されたデスタッフ情報に基づき前記受信データに同期するクロックの連続歯抜けを行って前記メモリへの受信データの書き込み制御を行う手段と、位相比較手段を含み、この位相比較手段で前記デスタッフ情報によって歯抜けされた前記受信クロックと発振クロックとの位相比較を行って受信クロックに同期する読み出し用クロックを生成する読み出しクロック生成手段と、この読み出しクロック生成手段の出力する読み出し用クロックに基づいて前記メモリから受信データを読み出す手段とを備えたデスタッフ回路において、前記デスタッフ情報の発生頻度に応じて前記受信クロックの歯抜けを分散して生成し上記読み出しクロック生成手段の位相比較手段に与える分散クロック歯抜け生成手段を備えたことを特徴とするデスタッフ回路。

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