特許
J-GLOBAL ID:200903032181835910
電圧制御発振器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094246
公開番号(公開出願番号):特開平6-310994
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】この発明は、発振周波数の可変範囲を広くでき、低域から高域まで安定した発振周波数が得られるとともに、制御電圧が接地電位になっても発振が停止せず、多様な応用システムへ容易に適用できる電圧制御発振器を提供することを目的とする。【構成】相補型インバータを構成するトランジスタN5と接地点GNDとの間に、ゲートに制御電圧Vcが印加されるトランジスタN4と、ゲートが接地点GNDに接続されるトランジスタN6を並列接続するとともに、相補型インバータを構成するトランジスタP5と電源VDDとの間に、ゲートに上記制御電圧Vcに対してVDD/2を中心にして対称関係となる制御電圧/Vcが印加されるトランジスタP4と、ゲートが電源VDDに接続されるトランジスタP6を並列接続して遅延回路を構成し、この遅延回路をリング型に奇数段接続したことを特徴としている。
請求項(抜粋):
第1導電型の第1トランジスタと第2導電型の第2トランジスタとから形成される相補型インバータと、上記第1トランジスタと第1の電位供給源との間に設けられ、第1トランジスタの導通時にこの第1トランジスタを流れる電流を第1の制御電圧に基づいて制御する第1の電流制御手段と、上記第1トランジスタを流れる電流の最低値を設定する第1の電流値設定手段と、上記第2トランジスタと第2の電位供給源との間に設けられ、第2トランジスタの導通時にこの第2トランジスタを流れる電流を、上記第2の電位供給源の電位と上記第1の電位供給源の電位との中間電位を基準にして上記第1の制御電圧と対称の関係にある第2の制御電圧に基づいて制御する第2の電流制御手段と、上記第2トランジスタを流れる電流の最低値を設定する第2の電流値設定手段とを備え、上記相補型インバータの入力端に入力された信号を遅延してその出力端から出力する遅延回路をリング型に奇数段接続したことを特徴とする電圧制御発振器。
IPC (2件):
引用特許:
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