特許
J-GLOBAL ID:200903032197093310

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-182807
公開番号(公開出願番号):特開2007-040987
出願日: 2006年06月30日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】 ヒータの漏れ電流による検出精度の低下を防止しつつ、ポンプセルとしての機能を低下させないガスセンサを提供する。 【解決手段】 ガスセンサ1では、ヒータパターン60を有するヒータ部190を、ポンプセル40のうちで導入空間210に面しない電極44に多孔質部182を介して結合させている。ポンプセル40上にヒータ部190を配置させたことで、ヒータパターン60からの漏れ電流をポンプセル40の電極(特に電極44)から逃がせ、その漏れ電流が第2固体電解質層130に到達してセンサセル20による特定成分の濃度検出精度に影響を及ぼすのを防げる。また、上記多孔質部182を、電極44と接触する領域から第1固体電解質層170の側面へと至る領域にわたって設けたことで、ヒータ部190とポンプセル40の電極44を結合させつつ、導入空間210から第1固体電解質層170を介して排出される酸素をセンサ外部に排出できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
特定成分を含んだ被検出ガスが導入される導入空間と、 第1の固体電解質層、および、一方の多孔質電極が前記導入空間に面する形態で該第1の固体電解質層を挟んでなる一対の多孔質電極からなり、この一対の多孔質電極間への通電によって、前記導入空間における酸素濃度を調整するポンプセルと、 前記導入空間内の酸素濃度が調整された雰囲気が、拡散抵抗体を介して導入される検出空間と、 該ポンプセルの一方の多孔質電極側において前記第1の固体電解質層に積層された第2の固体電解質層、および、一方の多孔質電極が前記検出空間に面する形態で該第2の固体電解質層に設けられた一対の多孔質電極からなり、この一対の多孔質電極間の通電状態に基づいて、前記特定成分の濃度を検出するセンサセルと、 を備えるガスセンサであって、 前記ポンプセルおよび前記センサセルをそれぞれ活性状態とすべく加熱するためのヒータパターンがセラミック基体に埋設されると共に、前記ポンプセルにおける一対の多孔質電極のうちで前記導入空間に面しない他方の多孔質電極に直接又は他部材を介して結合されたヒータ部と、 前記ヒータ部と前記第1の固体電解質層との間に配置されると共に、前記ポンプセルにおける前記他方の多孔質電極と接触する領域から外部へと至る領域にわたって形成され、一部が当該ガスセンサの外部に露出している多孔質部を有している ことを特徴とするガスセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/416
FI (3件):
G01N27/46 327C ,  G01N27/46 327Z ,  G01N27/46 331
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ガスセンサ素子およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-324909   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
  • ガスセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-070445   出願人:日本特殊陶業株式会社
審査官引用 (6件)
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