特許
J-GLOBAL ID:200903032212863674

自動変速機用クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071057
公開番号(公開出願番号):特開平9-242784
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 ピストンの外周とシリンダの内周との間に構成されたオイルシール部の寿命延長が図れるとともに応答性に優れた自動変速機用クラッチを提供する。【解決手段】 シリンダ5の油室12に油圧を供給してピストン4を所定量以上前進させることにより、クラッチを係合させる自動変速機用クラッチであって、ピストン4を所定量以上前進させるまでは、そのピストン4の外周とシリンダ5の内周とが非接触となるように形成され、ピストン4を所定量以上前進させた時には、ピストン4の外周の前端側に形成された環状の当接部11とシリンダ5の内周に形成された環状の凸部17とが係合しオイルシール機能を果たして必要な係合圧を発生させる。
請求項(抜粋):
シリンダの内部に前後動自在に収容されたピストンを、シリンダ内の油室に油圧を供給することにより前進させてそのピストンの前方に配置された摩擦板を係合させる自動変速機用クラッチにおいて、前記シリンダの内周面と前記ピストンの外周面とが互いに非接触状態とされてこれら内外周面の間に隙間が形成され、かつ前記ピストンが所定量以上前進した際に互いに当接して前記隙間を液密状態にシールするシール部が、前記シリンダの内周面とピストンの外周面とに設けられていることを特徴とする自動変速機用クラッチ。

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