特許
J-GLOBAL ID:200903032217318003

電源監視レコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093787
公開番号(公開出願番号):特開平5-264295
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 使用する電力の供給停止時(停電時)における電圧および電流波形により同停電の原因を判断し、かつ表示し、同停電の原因が容易に分かるようにする。【構成】 分電盤1内で負荷電流、漏れ電流および線間電圧の波形データを各チャネル毎に波形取込部13に取り込み、この取り込んだ波形データを短時間的にリング式に波形データ記録部16に記録し、かつその波形データの実効値データを長時間的に実効値データ記録部17に記録し、上記使用電力(商用電源)を電源監視部14で監視し、同使用電力の供給停止で上記記録を停止し(測定を停止し)、CPU15が上記停電時までの1波形を実効値になおし、これら実効値と予め設定した定格値とを比較してその停電の原因を判断し、かつこの原因および異常チャネルをモニタ(LCD)18に表示する。
請求項(抜粋):
負荷電流、漏れ電流を検出する複数の電流クランプおよび線間電圧を検出する少なくとも1つの電圧プローブと、該検出電流、電圧を各チャネル毎に入力し、同入力電流、電圧信号をそれぞれディジタル変換する入力手段と、該各チャネルの入力手段でディジタル変換した波形データを取り込む取込手段と、該取り込まれた波形データをリング式に記録する波形データ記録手段と、前記取り込まれた波形データに基づいて実効値を演算して実効値データを得る演算手段と、該演算した実効値データを記録する実効値データ記録手段と、使用する電力の商用電源の各要素の少なくとも1つと基準値とを比較し、同商用電源を監視する電源監視手段と、前記使用する電力の供給停止時に前記波形データの記録および実効値データの記録を停止し、前記各チャネルについて電力の供給停止までの1波形(電圧、電流波形)の波形データを読み出すとともに、同波形データに基づいて実効値を演算し、同各実効値と予め設定した定格値とを比較し、該比較結果に基いて異常チャネルを検出、表示し、かつ前記電力供給停止の原因を判断、報知する制御手段とを備えたことを特徴とする電源監視レコーダ。

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