特許
J-GLOBAL ID:200903032224271217

オペレータズコンソールのH/D二重化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237806
公開番号(公開出願番号):特開平5-080838
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】オペレータズコンソールであって、H/Dを2台備えて片側をバックアップ用に用いる二重化システムにおいて、片系が正常に機能しなくなった場合、異常側の修理・交換後に、速やかにかつ正確に制御システム全体の機能復旧を行うこと。【構成】不揮発性のメモリ素子からなるステータス保持部を設ける。H/Dの片系に異常が発生し、異常側の修理・交換後はイコライズ中のステータスとし、正常なH/Dの内容を交換したH/Dへ全面コピー(イコライズ処理)する。この時停電が起きても、そのステータスは失われないため復電後は、イコライズ処理を継続可能である。【効果】オペレータズコンソールの信頼性、稼動性を高めることができる。
請求項(抜粋):
プロセスの制御を行なうコントローラと、プロセスの監視・運転を行なうオペレータズコンソールから構成されるデジタル制御システムの、温度・圧力・流量などの各種計測データを定められた記録時間幅に一定のサンプリング周期、またはイベント発生時に、前記コントローラから収集し、前記オペレータズコンソール内に備えられた補助記憶装置であるH/D(固定磁気ディスク装置)に蓄積記録するとともに、このデータを任意に再表示する機能を持つオペレータズコンソールにおいて、マスタ/スレーブの2台のH/Dと、不揮発性のメモリ素子から構成されるステータス保持部を設け、そのステータスはそれぞれのH/Dの正常/異常状態と、全体の状態を示す自動バックアップ/片系異常/イコライズ中の3つのステータスを有し、オペレータズコンソールの機能停止や停電によってもその内容を保持し続けられるようにし、(1)両系が正常のときには、自動バックアップのステータスとし、マスタ//スレーブ両系のH/Dに書き込み、マスタ側から読み出すように動作するようにし、(2)片系異常のときは、片系異常のステータスとし、正常系に対してのみ書き込み・読み出しを行なうようにし、(3)イコライズ中は、書き込みは両系に行ない、読み出しは正常系から行ない、書き込み・読み出しをしないときには、2台のH/Dの内容を一致化させるために、ブロック単位に正常系から異常発生側へ全面コピーを行ない、全面コピーが完了したら、自動バックアップステータスになるようにした、ことを特徴とする、オペレータズコンソールのH/D二重化システム。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-232498
  • 特開平2-118737
  • 特開昭61-080340
全件表示

前のページに戻る