特許
J-GLOBAL ID:200903032227033988

硬化可能なオルガノポリシロキサン、その製造方法、およびそれから成る注型材料、被覆材料および添加剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-044844
公開番号(公開出願番号):特開平5-098016
出願日: 1991年03月11日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 硬化可能なオルガノポリシロキサン。【構成】 SiC基を介して結合した式Iのオキシアルキレンエーテル基を有する硬化可能なオルガノポリシロキサン。【効果】 本発明による変性ポリシロキサンは、注型材料中で、光化学的に硬化可能なポリシロキサンとして、平面状の支持体上の剥離性被覆材料として、またはラジカル性、カチオン性または紫外線または電子線で硬化可能な化合物中の変性添加剤として使用される。
請求項(抜粋):
一般平均式:【化1】[式中、R<SP>1</SP>は同一または異なっており、炭素原子1〜4個を有するアルキル基またはフェニル基を表すが、ただしR<SP>1</SP>基の最小90%はメチル基であり、R<SP>2</SP>は同一または異なっており、下記のものを表し、a) 炭素原子1〜20個を有するアルキル基、アリール基またはアラルキル基、b) 一般式:【化2】で表されるオキシアルキレンエーテル基、ここで、R<SP>3</SP>は(n+1)価の基であり、これはオルガノポリシロキサン中のケイ素原子と-Si-C-結合を介して連結しており、またポリエーテル基m個とはそれぞれ-C-C-、-(CO)-O-C-、-C-O-C-、または-C-N-C-結合を介して連結しており、R<SP>4</SP>は水素、アルキル基またはR<SP>5</SP>OCH<SB>2</SB>-基、R<SP>5</SP>、R<SP>6</SP>は水素、アルキルまたはアシル基であり、ここで、基R<SP>4</SP>、R<SP>5</SP>およびR<SP>6</SP>は分子中で異なったものを表してもよく、R<SP>7</SP>、R<SP>8</SP>またはR<SP>9</SP>は水素または炭素原子1〜8個を有するアルキル基であるか、またはここで基R<SP>7</SP>およびR<SP>8</SP>あるいはR<SP>8</SP>およびR<SP>9</SP>は、炭素原子5または6個を有する環式非芳香族炭化水素の共通した構成成分であってもよく、nは1〜5の値、mは1〜5の値を表すが、nより大きくてはならず、xは平均分子中において1〜100の値、yは平均分子中において0〜100の値を表し、ここで1≦x+y<150であり、aは1〜1000の値、bは0〜10の値を表す]で表され、平均オルガノポリシロキサン分子中において基R<SP>2</SP>の少なくとも1個が式IIで表されるオキシアルキレンエーテル基である様にSiC基を通じて結合したオキシアルキレンエーテル基を有する硬化可能なオルガノポリシロキサン。
IPC (3件):
C08G 77/46 NUL ,  C08G 81/00 NUU ,  C09D183/12 PMS

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