特許
J-GLOBAL ID:200903032228498259
GPS受信機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-155300
公開番号(公開出願番号):特開2000-346924
出願日: 1999年06月02日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】 マルチパスの影響を排除した高い精度の位置を測定できるGPS受信機を提供する。【解決手段】 衛星信号が受信できている場合、ステップ205では、相関結果PIの正負によって平均値EIを正負反転し、PIの振幅で平均値EIを規格化する。ステップ206では規格化した平均値EIを入力して雑音成分をフィルタで除去する。ステップ207では第1のフィルタ演算出力に従って疑似雑音発生器の位相と振幅を測定するタイミングδとRを制御する符号位相補正を行なう。ステップ208では符号位相補正で補正した符号位相の補正量を入力して時間積分する。マルチパスなどの原因で疑似雑音符号の追尾に誤差が加わると、ステップ208における第2のフィルタの演算処理による積分結果が変化する。この変化量は追尾に誤差と強い関連性を持っているので、その影響の度合いを判定できる。
請求項(抜粋):
衛星信号の搬送波に追尾する局部発振器と、衛星固有の疑似雑音符号を発生する疑似雑音発生器と、前記局部発振器の位相変化に応じて前記疑似雑音発生器の位相を制御し、衛星信号に含まれる疑似雑音符号と前記疑似雑音発生器が発生する疑似雑音符号との位相差を一定に保つように制御する手段と、前記疑似雑音符号の位相差を測定する相関器と、測定した位相差を入力して前記疑似雑音符号の位相差を補正するための符号位相の補正量を求める第1のフィルタと、前記補正量で疑似雑音符号の位相を補正する手段と、前記補正量を時間積分する第2のフィルタと、この時間積分した結果の振幅によってマルチパスの影響を判定する手段を設け、このマルチパスの影響を判定する手段の判定結果によって、マルチパスの影響を受けた観測結果を排除して疑似雑音符号の位相で受信機の位置を計算することを特徴とするGPS受信機。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
5J062AA05
, 5J062AA13
, 5J062BB01
, 5J062BB02
, 5J062BB03
, 5J062CC07
, 5J062DD05
, 5J062DD14
, 5J062DD22
, 5K022EE02
, 5K022EE31
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