特許
J-GLOBAL ID:200903032229644100

欠陥種類弁別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-324162
公開番号(公開出願番号):特開2000-146926
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 製品圧延の過程で圧着すれば無害となるポロシティと、圧着せず、残存すれば有害となる介在物とを精度良く弁別する方法を提供する。【解決手段】 角ビレット1の側面に探触子21,22,23,24を接触させて超音波パルスを入射して金属材から表面エコー及び欠陥エコーを受信し、増幅器31,32,33,34で増幅してモニター装置41,42,43,44でこれを表示する。表示された表面エコー及び欠陥エコーの時間軸上の位置に基づいて夫々ビーム路程を計算して欠陥5の位置を決定し、決定した欠陥5の位置から角ビレット1の中心までの距離を算出して予め設定する閾値と比較する。閾値よりも大きい場合には欠陥を介在物と弁別し、小さい場合には探触子21を1番に順番を決定し、番号順に、受信した欠陥エコーのレベルの最大値及び最小値夫々の絶対値を比較し、表面エコーでも同様に比較する。
請求項(抜粋):
金属材に探触子を接触させて超音波パルスを入射し、前記金属材の内部の欠陥から反射する欠陥エコー及び前記探触子と金属材との接触面から反射する表面エコーを受信し、受信した欠陥エコー及び表面エコーのレベル差に基づいて前記金属材にある欠陥の種類を弁別する欠陥種類弁別方法において、前記金属材に複数方向から超音波パルスを入射して欠陥エコー及び表面エコーを受信し、一方向ごとに、受信した欠陥エコーのレベルの最大値及び最小値夫々の絶対値を比較し、受信した表面エコーのレベルの最大値及び最小値夫々の絶対値を比較し、前記欠陥エコー及び表面エコーについて大きい方の組み合わせが同じであるか否かを判定し、すべての方向で異なる場合、前記欠陥をポロシティであると弁別し、1又は複数方向で同じ場合、前記欠陥を介在物と弁別することを特徴とする欠陥種類弁別方法。
Fターム (14件):
2G047AA07 ,  2G047AB02 ,  2G047BA03 ,  2G047BC02 ,  2G047BC03 ,  2G047BC09 ,  2G047EA10 ,  2G047GA13 ,  2G047GF06 ,  2G047GG06 ,  2G047GG24 ,  2G047GG28 ,  2G047GG30 ,  2G047GG33

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