特許
J-GLOBAL ID:200903032234438136

冷却したメッキ金属の栓を使用する溶融メッキ装置及び溶融メッキ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-312160
公開番号(公開出願番号):特開平11-217659
出願日: 1998年11月02日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 水中ガイドロールを不要にし、メカニカルシールを使用する必要がなく、浴内に溶融メッキ金属を封じ込めるだけでなく、ストリップ通過開口を通って溶融メッキ金属が漏れたり滴下したりすることのない溶融メッキプロセスを提供すること。【解決手段】 溶融メッキ装置は、浴の頂面より低い位置にあるストリップ通過、開口43を有する容器38に溶融メッキ金属の浴40を有している。鋼帯2プは、ストリップ通過開口43と溶融メッキ金属の浴40を通って伸びる経路に沿って導入され、鋼帯32に金属をメッキする。凝固したメッキ金属からなる栓46がストリップ通過開口43の下流側の鋼帯32を囲み、移動する鋼帯32に対して実質的に静止している。栓46は、鋼32が経路に沿って移動するのは妨げないが、浴内の溶融メッキ金属がストリップ通過開口43を通って漏れるのを防止する。栓46を形成し且つ保持するためにストリップ通過開口43の下流側のメッキ金属を冷却し、栓46に接する下流側の溶融金属メッキ浴を加熱するための手段が備えられている。
請求項(抜粋):
連続した金属ストリップと、溶融メッキ金属の浴を保有するための容器と、上記容器内に保有された頂面を有する溶融メッキ金属の浴と、上記浴の頂面下に位置する浴と一体となったストリップ通過開口と、上記開口から浴内に連続した金属ストリップを導入することが可能な手段と、上記ストリップに金属をメッキするために上記ストリップ通過開口と浴内を通って伸びる経路に沿って連続した金属ストリップを移動させるための手段と、上記浴から凝固したメッキ金属からなり上記開口の下流側で上記ストリップを囲み且つストリップに対して実質的に静止している栓と、上記ストリップの浴内の移動は妨げずに上記開口を通って浴内の溶融金属が飛散するのを防止するために上記栓に備えられた手段と、上記栓を形成し且つストリップがメッキされるあいだ栓を保持するための上記開口の下流側の容器内のメッキ金属を冷却するための手段と、上記栓の下流側の浴内の溶融金属を加熱するための手段とからなる溶融メッキ装置。
IPC (4件):
C23C 2/00 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/12 ,  C23C 2/40
FI (4件):
C23C 2/00 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/12 ,  C23C 2/40
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 溶融金属保持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-075512   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特公昭45-031724
  • 特開平1-145352
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