特許
J-GLOBAL ID：200903032236240244
磁性体を用いた温度調節装置
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：
谷 義一
, 阿部 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-328717
公開番号（公開出願番号）：特開2005-090921
出願日： 2003年09月19日
公開日（公表日）： 2005年04月07日
要約：
【課題】 装置コストと運転コストとを低減することができ、構造が複雑でない、小型かつ高性能な磁性体を用いた温度調節装置を提供すること。【解決手段】 正の磁気熱量効果を有する磁性体を充填した筒状構造物1と負の磁気熱量効果を示す磁性体を充填した筒状構造物2とを直線上に連結し、その直線上の一方端に冷却器4を、他方端に放熱器5を接続する。磁石3は、筒状構造物1および筒状構造物2の間を往復運動できるように設置されている。断熱状態で、磁石3が移動することにより、それぞれの筒状構造物に充填された正および負の磁気熱量効果を有する磁性体が加熱または冷却されると、ポンプ6によって熱交換媒体を冷却器4または放熱器5へと移動させる。【選択図】 図1
請求項（抜粋）：
断熱状態で磁場を印加すると温度が変化する磁性体を用い、該磁性体に対して磁場を発生する手段により磁場を印加し、磁性体が受ける磁場の強度を変えることによって加熱または冷却を行なう温度調節装置において、
断熱状態で磁場を印加すると温度が上昇する第1の磁性体と、
断熱状態で磁場を印加すると温度が低下する第2の磁性体と、
一方の前記磁性体に対して磁場を印加するときに、他方の前記磁性体に対して該磁場よりも強度の弱い磁場を印加するか又は磁場を印加しない手段と、
熱交換媒体を放熱器又は冷却器に移動させる熱移動手段とを備えたことを特徴とする磁性体を用いた温度調節装置。
IPC (1件)：
FI (1件)：
引用特許：
出願人引用 (2件)
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特公平3-25710号公報
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特公平1-526668号公報
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