特許
J-GLOBAL ID:200903032238943315

写真材料用の併用増感色素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205099
公開番号(公開出願番号):特開平5-313290
出願日: 1991年08月15日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、併用超色増感色素により、分光増感されたハロゲン化銀写真要素に関し、色素ステインを比較的低くしながら、写真増感剤の効果的な超色増感色素併用を提供することを目的とする。【構成】 本写真要素は、式:【化1】前記式中、Z1 ,Z2 ,L,n,p,q,X,AおよびA′は各々特定基を表す、による第1色素、および式:【化2】前記式中、Z3 ,Z4 ,L,m,r,s,X′,R3 及びR4 は各々特定基を表す、による第2色素であって、第1色素の酸化電位より少くとも0.08ボルト陽性が低い酸化電位および第1色素の還元電位と等しいかまたは陰性がより高い還元電位を有する第2色素の、2種の色素の超色増感併用により分光増感されたハロゲン化銀乳剤を含んでなる。
請求項(抜粋):
式:【化1】前記式中、Z1 およびZ2 は各々独立して、置換もしくは非置換の複素環式核を完成するのに必要な原子を表し、各Lは独立して置換もしくは非置換のメチン基を表し、nは1〜4の正の整数であり、pおよびqは各々独立して0または1を表し、Xは分子電荷のバランスをとるのに必要なカチオンを表し、AおよびA′は各々独立して、H-A-SO3 HおよびH-A′-SO3 Hの少くとも1つが各々-0.3より陰性が高い logP値を有するような二価の連結基を表す、による第1色素、および式:【化2】Z3 およびZ4 は各々独立して置換もしくは非置換の複素環式核を完成するのに必要な原子を表し、各Lは独立して置換もしくは非置換のメチン基を表し、mは1〜4の正の整数であり、rおよびsは各々0または1を表し、X′は分子電荷のバランスをとるのに必要な対イオンを表し、R3 およびR4 は各々独立して置換もしくは非置換のアルキルまたは置換もしくは非置換のアリールを表す、による第2色素であって、第1色素の酸化電位より少くとも0.08ボルト陽性が低い酸化電位および第1色素の還元電位と等しいかまたは陰性がより高い還元電位を有する第2色素の超色増感併用(supersensitizing combination) により分光増感されたハロゲン化銀乳剤を含んでなる写真要素。
IPC (2件):
G03C 1/29 ,  G03C 1/08

前のページに戻る