特許
J-GLOBAL ID:200903032241815603

斜張橋ケーブル用サドル構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-085590
公開番号(公開出願番号):特開平11-280021
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 外管、内管からなる二重管構造の構造簡易化を図るとともに、不均等張力発生時におけるケーブルの滑り防止を可能とし得る斜張橋ケーブル用サドル構造体を提供する。【解決手段】 斜張橋の支持柱に貫通して埋設される外管1と、外管内に遊挿入される内管2との二重管構造を有し、ケーブル11を内管内に挿通して注入充填材23で固着させるサドル構造体10である。2分割した本体の内面がテーパ形状を成し、内管内の両端部に介挿されてケーブル周囲の管口を封栓するスペーサ4と、外管の両端部の外側で支持柱に埋設されるアンカー部材6と、押さえブロック3とを含むで構成される。また、アンカー部材に押さえブロックが固定され、ケーブルに発生する不均等張力をアンカー部材によって吸収させるようにした。外管が両端部外周面にフランジ5を一体に有し、押さえブロックがフランジ及びスペーサに外側から押当てられる。
請求項(抜粋):
斜張橋の支持柱に貫通して埋設される外管と、前記外管内に遊挿入される内管との二重管構造を有し、ケーブルを前記内管内に挿通して注入充填材で固着させるサドル構造体であって、少なくとも2分割した本体の内面がテーパ形状を成し、前記内管内の両端部に介挿されてケーブル周囲の管口を封栓するスペーサと、前記外管の両端部の外側で前記支持柱に埋設されるアンカー部材と、前記アンカー部材に支持固定されて前記外管の端部及び前記スペーサに外側から押当てられる押さえブロックとを含むことを特徴とする斜張橋ケーブル用サドル構造体。

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