特許
J-GLOBAL ID:200903032245951560
モータの防水構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-029520
公開番号(公開出願番号):特開平10-215538
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 冠水時にケーシング内部の機能部位が水に浸からないようにする。【解決手段】 ケーシング10の底部に排水穴16が設けられ、ヨークの底壁12には、ベアリング保持部近傍から離間させて、呼吸穴18が設けられる。呼吸穴18は機能部位のうち最も低くなるコミュテータ35の下縁からロータ軸芯Cまでの距離をJとするとき、ロータ軸芯Cから呼吸穴18までの距離HがH>Jを満足するように低い位置に設けられる。呼吸穴18により、ケーシングが水で冷却されても内部に負圧が発生しないから、水が排水穴16から一気に吸い込まれることがなく、また呼吸穴18から上方は密閉空間となるから、排水穴16から水が浸入してもその水位が呼吸穴18より上方になることはない。したがって、機能部位の水没による機能障害の発生が確実に防止される。
請求項(抜粋):
ケーシング(10)内にベアリング(31)で支持されたロータ(30)を収納したモータの防水構造であって、設置状態における前記ケーシングの底部に排水穴(16)が設けられるとともに、ケーシング内部の機能部位(25、26、31、32、35)よりも低い位置に呼吸穴(18)が設けられていることを特徴とするモータの防水構造。
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