特許
J-GLOBAL ID:200903032252018802

カラー受像管のランディング測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054318
公開番号(公開出願番号):特開平10-255662
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 非同期での測定の誤差をなくし、モニタの高周波化に対応した高精度のカラー受像管のランディング測定装置を提供すること。【解決手段】 カラー受像管6の画面に単色ラスタを発光させ、カラー受像管6のネックに取り付けられた副偏向手段DSMのコイルには階段波を流して電子ビームを移動させることでカラー受像管6の所定測定点の発光輝度をカラー撮像カメラ14で検出し、カラー撮像カメラ14の出力を信号処理手段26で演算し、その結果をモニタテレビ21に表示する。信号処理手段26は、撮像出力をA/D変換した測定値の変換幅が規定のしきい値を越えたときは1回前に測定した測定値を採用し、かつ移動平均法により計算された測定値の平均値をとることにより2重露光によって生じたノイズを除去する。
請求項(抜粋):
被測定用カラー受像管の全画面を視野として撮像するように対向配置されるランディング測定用カラー撮像手段と、前記カラー受像管に設けた副偏向手段に階段波電流を供給する階段波電流発生手段と、前記階段波電流供給時の前記カラー受像管画面を撮像した前記カラー撮像手段からの各測定点の輝度出力を基にランディング量を演算する信号処理手段と、前記信号処理手段の演算結果を表示するモニタとを備えたカラー受像管のランディング測定装置であって、前記信号処理手段は、前記被測定用カラー受像管と前記ランディング測定用カラー撮像手段が非同期でランディング測定する時に、前記信号処理手段で演算したランディング測定値の変動幅が予め設定したしきい値を越えたかを判定するとともに該ランディング測定値の変動幅がしきい値を越えた場合は1回前に測定したランディング測定値を測定結果として採用する判定処理部と、前記判定処理部で得られるランディング測定値及び前記信号処理手段で演算したランディング測定値を平均化処理する演算処理部を備える、ことを特徴とするカラー受像管のランディング測定装置。
IPC (2件):
H01J 9/42 ,  H04N 17/04
FI (2件):
H01J 9/42 B ,  H04N 17/04 B

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